ビズリーチは2019年4月10日、HRTech(Human Resources Technology)の新サービス「HRMOS評価」を発表し、同日に提供を開始した。短期スパンの個人面談を特徴とした人事評価手法「1on1ミーティング」を取り入れているのに加え、評価業務の大半を自動化できるソリューションとなっている。
「HRMOS(ハーモス)評価」は、1on1を取り入れた人事評価制度に対応した、ビズリーチ第3のソリューション。1on1は、管理者と社員が、毎日、週1回、月1回といった短いスパンで個人面談を行い、柔軟に目標設定を変更するという人事評価の手法で、国内でもヤフージャパンなどの一部先進企業が取り入れている。
図1:国内でもすでに多くの企業が取り入れている1on1(出典:ビズリーチ)拡大画像表示
1on1ミーティングの手法は、ビジネスモデルの変化が早く、目まぐるしく業務が変わることのある現在のビジネスシーンにおいて、半年ごとが一般的な現在の人事評価制度ではギャップが生じてしまう。このことから、デジタル思考の強い企業に好まれて導入されているという。
ビズリーチのHRMOS評価は、この1on1ミーティング機能にフォーカスしている。アジェンダ管理、コメント機能により、1on1の特徴である人事評価に係る頻繁なミーティングの内容を記録する。従来の評価システムでは設定時期が決まっている目標設定は、期末以外の時期でも柔軟に変更・更新できるようにした。
図2:柔軟な目標設定・1on1に対応したHRMOS評価の機能(出典:ビズリーチ発表会資料)拡大画像表示
グーグルやフェイスブックといったシリコンバレー企業が採用している人事評価制度のOKR(Objectives and Key Results)や、ピーター・ドラッカー氏が提唱し、多くのタレントマネジメントシステムにも取り入れられている目標管理型人事評価手法のMBO(Management by objectives)、上司や部下、社外関係者からも評価を行う360度評価など、他の先進的人事評価手法にも対応している。
これまでビズリーチは、自社ソリューションである人材活用プラットフォーム「HRMOS」の最初の製品として採用管理システムの「HRMOS採用管理」を2016年6月に、続いて従業員データベースの「HRMOS Core」を2019年1月にリリースしている。HRMOS Coreを中心にHRMOS採用管理、今回のHRMOS人事評価を導入・連携することで、データの2重、3重入力の廃止や人事データの多次元活用などが可能になり、人事業務の効率化、戦略人事の実現につながる。
図3:HRMOSシリーズの採用管理、HRMOS Core、人事評価を連携して人事戦略のミスマッチを減らすことが可能に(出典:ビズリーチ)拡大画像表示
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