ユニアデックスは2020年5月22日、クライアント端末の運用管理をアウトソーシングできる「マルチデバイス運用サービス」をベースとしつつ、テレワークを支援する製品を組み合わせて提供する「テレワークパッケージ」を発表した。クラウド型ネットワークサービス「Wrap」をセットにしたサービスを、2020年6月1日に提供開始する。
ユニアデックスの「テレワークパッケージ」は、クライアント端末の運用管理をアウトソーシングする「マルチデバイス運用サービス」をベースに、テレワークを支援する製品を組み合わせて提供するパッケージ製品である。
場所を問わずに企業ネットワークを利用できる製品「Wrap」をセットで提供する。Wrapをインストールした初期設定済みのPC(レンタル含む)を提供する。エンドユーザーは、迅速にテレワークを開始できる。
製品提供の背景について同社は、テレワークの重要性が高まっている一方で、テレワーク環境の導入に課題を抱える企業・団体が多いことを挙げる。「運用管理のアウトソーシングにテレワーク支援製品を組み合わせることで、テレワーク環境の運用コストを低減できる」としている。
ユニアデックスは、各企業や団体の環境の違いなどによって、抱える課題は様々だとし、個々の企業に適したテレワーク環境を提供するためには、きめ細かいサービスプランを用意することが必要だと考えたという。
同社は今後、Web会議やチャットといったコラボレーションサービスやオンラインストレージなどを組み合わせて、テレワークパッケージを拡充する。