中部テレコミュニケーション(ctc)は、TISのクラウド型経費精算サービス「Spendia」を導入し、2020年4月に稼働させた。スマートフォン活用によるペーパーレス化とモバイル化によって、年間で約200時間程度の経理業務を削減できると見込む。システム構築を支援したTISが同年8月19日に発表した。
中部テレコミュニケーションは2018年、親会社のKDDIとERP基盤を統合した2020年4月のタイミングで、経費精算システムをTISの経費精算クラウドサービス「Spendia」(図1)に刷新した。システム要件として、経費の申請から承認までをスマートフォンの操作で完結できることとと、ペーパーレス化できることを求めた。
図1:経費精算クラウドサービス「Spendia」の概要(出典:TIS)システム刷新の効果として、紙の領収書やレシートの提出が不要になり、社員は会社にいなくても経費申請できるようになった。離れた拠点の社員は、領収書などを郵送で経理部に送る手間が不要になり、審査完了までの時間が短くなった。経理部問は、自宅のテレワーク環境でも、スマートフォンやPCを利用して承認できるようになった。
これに対して、従来の経費精算システムは、申請も承認も会社のPC操作が必須だった。社員は、営業先や出張先から会社に戻らないと、経費申請ができなかった。経理部問は、自宅からは承認作業ができなかった。遠方の拠点の社員は、領収書を本社経理部へ郵送する必要があった。経理部が年間に処理する領収書やレシートの数は、約1万2000枚になった。
中部テレコミュニケーション / TIS / テレワーク / 経費精算 / Spendia
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