NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2020年9月8日、データセンターやクラウドを閉域網で相互に接続するサービス「Flexible InterConnect」を強化し、SAPのクラウドサービス「SAP HANA Enterprise Cloud」との接続を開始した。閉域網による安定したネットワーク環境でERP(統合基幹業務システム)の基幹データを利用できるようになる。
Flexible InterConnectは、データセンターやクラウドを閉域網で相互に接続するサービスである。今回、接続先を増やし、SAPのクラウドサービス「SAP HANA Enterprise Cloud」との接続を開始した(図1)。
図1:「Flexible InterConnect」を強化し、「SAP HANA Enterprise Cloud」との接続を開始した(出典:NTTコミュニケーションズ) SAP HANA Enterprise Cloudは、SAP HANAベースの業務システムを動作させるのに必要なシステムリソース一式を、運用サービス込みで提供する、マネージド型のインフラサービスである。Amazon Web Services(AWS)、Azure、Google Cloud Platform(GCP)のパブリッククラウド上で提供している。
Flexible InterConnectは、SAP HANA Enterprise Cloudで選択可能なすべてのパブリッククラウド(AWS、Azure、GCP)に直接接続している。インターネットで接続するよりも、安全かつ安定した品質で基幹データを処理できる。
オンデマンドで制御できる。例えば、月末に大量のデータ連携が発生する時にだけ帯域を増速するといった制御ができる。ビジネス上の必要に応じて、SAP HANA Enterprise Cloudに接続するシステムを追加したり削除したりもできる。
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