マカフィーは2020年9月29日、セキュリティ運用を自動化・効率化するシステムである「SOAR」(Security Orchestration, Automation and Response)の導入を支援する「SOAR導入支援サービス」の提供を開始した。「セキュリティオペレーションの自動化・効率化支援サービス」と「インシデント対応プレイブック作成支援サービス」の2つのサービスで構成する。
マカフィーの「SOAR導入支援サービス」は、セキュリティ運用を自動化・効率化するSOAR(セキュリティオーケストレーション/自動化/対処)の導入を支援するサービスである。SOARでは、セキュリティツール、人、組織、プロセスを連携させ、セキュリティ運用の自動化、効率化、高度化を図る。
「セキュリティオペレーションの自動化・効率化支援サービス」と「インシデント対応プレイブック作成支援サービス」で構成する。
セキュリティオペレーションの自動化・効率化支援サービス:SOARの導入を支援する。PoC(概念検証)フェーズと本番導入フェーズを支援する。料金(税別)は900万円から。導入期間は約5カ月から。
PoC(概念検証)フェーズでは、マカフィーのコンサルタントがユーザーの要件を定義し、運用要件の実現可否や、SOARによる作業工数や作業時間の削減効果を検証する。本番導入フェーズでは、マカフィーが自社のSOCで培ったSOAR運用やインシデントレスポンスの知見を活用し、セキュリティ運用の自動化を支援する。
インシデント対応プレイブック作成支援サービス:マカフィーのインシデント対応のナレッジを基に、インシデントレスポンスのプロセスを整備し、プレイブックとしての取りまとめを支援する。料金(税別)は800万円から。