[新製品・サービス]
日本IBM、国内でオフコン/UNIXサーバーのIaaS「IBM Power Systems Virtual Server」を提供
2020年11月4日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三
日本IBMは2020年11月4日、オフコンOS「IBM i」やUNIX「AIX」が動作するPowerアーキテクチャのサーバー機をクラウド上の仮想サーバーとして利用できるIaaS「IBM Power Systems Virtual Server」を発表した。2020年10月31日から提供している。まずはIBM Cloudの東京リージョンで開始した。今後は大阪リージョンでの提供も予定している。
「IBM Power Systems Virtual Server」は、オフコンOSのIBM iやUNIXのAIX、LinuxのPowerLinuxが動作するPowerアーキテクチャのサーバー機を、クラウド上の仮想サーバーとして利用できるIaaSである。IBM PowerVM上のLPAR(論理パーティショニング)として仮想サーバーを提供する。CPU/メモリーやストレージなどのシステム資源を動的に調達できる(図1)。
図1:IaaS「IBM Power Virtual Server」の特徴(出典:日本IBM)拡大画像表示
IBM iやAIXが動作する仮想サーバーがクラウド型で利用できるようになることにより、オンプレミスの既存システムに対する災害対策環境や、アプリケーションの検証環境などを、クラウド上に用意できる。さらに、基幹システムのデータとクラウドアプリケーションをデータ連携させる使い方ができる。
今回の東京リージョンでの提供は、ダラス(2拠点)、ワシントンDC、フランクフルト(2拠点)、ロンドン(2拠点)、トロント、シドニーに続く、10拠点目である。なお、東京リージョンと大阪リージョンは、いずれも、IBMで第2世代となるクラウドアーキテクチャを採用しており、可用性や性能などが高いとしている。
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