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ZenmuTech、秘密分散による情報漏洩対策を強化、一定時間操作のないWindowsをロック可能に

2020年11月17日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ZenmuTechは2020年11月17日、データを分割して無意味化する“秘密分散方式“を採用した情報漏洩対策サービス「ZENMU Virtual Desktop」の新バージョン「1.4」を発表した。新版では、一定時間クライアントPCを操作していなかった時にWindowsをロックする機能などを追加した。価格(税別)は、月額780円。

 ZENMU Virtual Desktopは、データを分割して無意味化する“秘密分散方式”を採用した情報漏洩対策サービスである(関連記事ZenmuTech、ファイルをPCとクラウドに分割保存する情報漏洩、より多くのデータを保護可能に)。ファイルを2つに分割し、1片をクライアントPCの内蔵ディスクに、もう1片をクラウドやUSBメモリーなどの外部ストレージに分散保管する。2片が揃わないとデータを読み取れないので、1片が漏洩しても情報は漏洩しない。

 Windows 10上に専用のクライアントソフトウェアをインストールして使う。ZENMU Virtual DesktopがWindows上に作成する専用の仮想ドライブ(ZENMUドライブ)に秘密分散を適用する。ファイルをZENMUドライブに保存するだけで、データを分散保存できる。

 今回の新バージョン(1.4)では、セキュリティ機能や運用性を高めた。例えば、情報漏洩のリスクに対しては、一定時間クライアントPCを操作しなかった際に、Windowsをロックする機能を追加した。運用面では、仮想ドライブ作成後でも、指定したフォルダを仮想ドライブに移動したり、移動したフォルダを元の場所に戻したりできるようにした。管理者向けには、複数ユーザーを一括して削除する機能を用意した。

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