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日立、製造業の製品検査に適したエッジコンピュータ「CEシリーズ 組み込みAIモデル」を販売

2021年2月1日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日立製作所は2021年2月1日、製造業の製品検査などに利用できるエッジコンピュータの新製品「CEシリーズ 組み込みAIモデル」(製品の名称は「CE50-10A」)を発表した。ディープラーニング(深層学習)を用いた画像解析の実行基盤として、ソフトウェア開発環境/ライブラリであるOpenVINOツールキットをプリインストールしている。価格は、個別見積もり。

写真1:「CEシリーズ 組み込みAIモデル」の外観写真1:「CEシリーズ 組み込みAIモデル」の外観

 「CEシリーズ 組み込みAIモデル」は、製造業の製品検査など、ディープラーニング(深層学習)を用いた画像解析に利用できるエッジコンピュータである(写真1)。消費電力が小さいIntel AtomプロセッサやSSDを搭載し、ファンレス/スリットレス/スピンドルレス化を図った。製造現場などの過酷な環境でも設置できる。外形寸法は、幅210×奥行き285×高さ69mm。消費電力は40W。

 ソフトウェアとして、ディープラーニングの推論処理を高速に実行するためのソフトウェア開発環境/ライブラリであるOpenVINOツールキットをプリインストールしている。これにより、物体検出や骨格推定などのAI機能を利用したアプリケーションを容易に開発できる。OSはLinuxのUbuntuを搭載している。

 想定する用途は、製造業の製品検査などである。現場に設置したカメラの映像を分析して組み立て作業が手順通りに正しく行われているかを判断するアプリケーションを組み込むことで、製品作業後の人手での検査業務を省略できる。

 PLCなどの現場機器からのデータに加えて、現場環境の画像、電圧、振動、温湿度などのデータを収集することで、既存の業務システムともデータ連携できる。不具合発生時の影響範囲の特定や、製品品質に影響を与える環境変化の検知によるロスコストの低減や製品品質の向上、などに役立つ。

 背景には、製造現場において、密を回避した人員リソースの配分が急務となっている状況がある。熟練技術者の感覚に頼った目視検査や点検を、自動化・省力化する狙いがある。さらに、現場機器のデータを生産業務の改善や経営に役立てることが求められている。

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