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プライム・ストラテジー、Microsoft 365などから経営データを取得して可視化するダッシュボード

2021年6月9日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

プライム・ストラテジーは2021年6月9日、Microsoft 365など業務用途のクラウドサービスから、自社の経営に役立つ各種のデータを取得してダッシュボードで可視化できるシステム「経営層向けマネジメントシステム」を発表した。2021年11月末までに提供する。価格は未定。

 プライム・ストラテジーの「経営層向けマネジメントシステム」は、Microsoft 365など業務用途のクラウドサービスから、自社の経営に役立つ各種のデータを取得して、ダッシュボードで可視化できるシステムである。折れ線グラフなど各種の手法で可視化できる。Webアプリケーションとして動作する(画面1)。

画面1:「経営層向けマネジメントシステム」の画面(出典:プライム・ストラテジー)画面1:「経営層向けマネジメントシステム」の画面(出典:プライム・ストラテジー)
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 製品開発の背景として同社は、会計、労務、営業、プロジェクトなどのデータを複数のクラウドサービスで管理している状況を挙げる。「分散して管理しているこれらのデータの中から、経営の重要指標となりうるデータをダッシュボード上に集約する需要がある」という。

 あらかじめ、業務用途の各種のクラウドサービスからデータを取得するために必要な設定を定義済みである。ユーザーは、これらクラウドサービスにアクセスするための認証情報を指定するだけで、これらクラウドサービスからデータを取得できる。

 任意のクラウドサービスから任意のデータを取得する使い方もできる。この場合、データの取得方法などをユーザーが設定・定義して利用する。

 なお、経営層向けマネジメントシステムは、Webシステム実行環境「KUSANAGI」をリモートから一元管理できる運用管理システムで、プライム・ストラテジーが社内で運用している「KUSANAGI Cloud」をベースとしている。KUSANAGI Cloudが持つ、データを取得して可視化する機能などを経営ダッシュボードに応用した。

 プライム・ストラテジーでは、経営層向けマネジメントシステムに加えて、KUSANAGI Cloudも、2021年11月末までに「KUSANAGI Cloudエンタープライズ版(仮称)」として公開する予定である。KUSANAGIに専用のエージェントを導入して利用する。

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プライム・ストラテジー / ダッシュボード / 経営管理

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