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PFN、深層学習のビジネス活用を目指す事業担当者向けの研修プログラム「AI解体新書」を開始

2021年7月13日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Preferred Networks(PFN)は2021年7月13日、ディープラーニング(深層学習)のビジネス活用を目指す事業担当者向けの研修プログラム「AI解体新書」を発表した。レクチャーとワークショップで構成する。プログラム料金(税別)は、1社あたり500万円。第1回のプログラム実施期間は同年9月上旬から10月中旬で、参加企業を同年7月13日から8月6日の期間に募集する。

 Preferred Networks(PFN)の「AI解体新書」は、ディープラーニングのビジネス活用を目指す事業担当者向けの研修プログラムである。これまで幅広い産業でビジネス活用に向けて取り組んできたPFNのエンジニアが、技術的バックグラウンドを持たない事業担当者に向けて設計した。レクチャーとワークショップで構成する(写真1)。

写真1:PFN共同創業者の西川徹氏(左)と岡野原大輔氏(右)写真1:PFN共同創業者の西川徹氏(左)と岡野原大輔氏(右)
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 レクチャーは、事業の担当者が必要とする情報として、プロジェクトを成功させる上でのポイント、技術的制約、威力を発揮する分野、などにフォーカスしている。ワークショップには、PFNのエンジニアとPFNの事業担当者も参加する。参加企業とPFNが協働で、実際のビジネス強化につながるアイディアの具現化を目指す。プログラムの最後には、まとめたプロジェクト案を参加者が自社の経営層に提案するプレゼンテーションを実施する。

 レクチャーは、13種類の中から8つ選択して受講する(表1)。3つは必修で、残り10種類のうち5つを選択する。13種類のうち、選択講座のうちの2つ(創薬研究における活用と、材料開発分野での活用)は専門的な内容であり、背景知識が必要になる。レクチャー動画は、各講義終了後、1週間限定で提供する。

 レクチャーは、オンライン/オフラインのいずれの方法でも受講が可能で、参加企業の環境に応じて場所やツールを決める。参加人数に制限はなく、会場やツールの制約を加味したうえで人数を設定する。

 ワークショップは、1.5時間×4回のプログラム構成となっている。1チーム4人程度×最大5チームを組織し、プロジェクトの立案に向けて議論を深めていく。各チームには、PFNからエンジニアとビジネス担当者が1人ずつ並走し、議論の活性化や実現性の評価などさまざまな面で支援する。

 PFNのエンジニアは、各アイデアのクオリティを、技術的観点から、効果や実現性などから検証し、議論を適切な方向に導く。PFNのビジネス担当者は、ビジネス開発、マーケティング、戦略コンサルタントなど、各自が持つバックグランドや、これまで関わってきたプロジェクトを通して得た知見を基にアドバイスする。

●Next:「AI解体新書」で受講可能なレクチャー一覧

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