[市場動向]

老舗フィリップスが生存を賭けて定めたパーパス─ありえない場所で行った幹部ミーティングの凄み

2021年9月28日(火)田口 潤(IT Leaders編集部)

周辺に何もなく電波も届かない米国アリゾナ州の僻地に、60人もの経営幹部が集結。1週間にわたって新たな方針や戦略を議論し、経営目標(パーパス)を練り上げた──。1891年設立のオランダの電機大手、フィリップス(Philips)の日本法人で社長を務める堤浩幸氏が富士通系コンサルティング会社主催のコンファレンスに登壇。こんなエピソードを披露した。うかうかしていると「へぇ、そんなこともしているのか」などと聞き流しかねないが、VUCAの時代に挑む欧州老舗企業の本気度が伝わってきた。

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