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TIS、製造業の販売計画をAI予測で支援する「予測型経営DXサービス for 販売計画」

2021年9月30日(木)IT Leaders編集部

TISは2021年9月29日、販売計画アプリケーション「予測型経営DXサービス for 販売計画」を発表した。製造業の販売計画に関する意思決定を、AIを用いた予測で支援する。販売数量予測、販売計画策定、乖離予兆検知までの一連の業務プロセスをワンストップで提供する。販売目標として、2024年までに30社を掲げる。

 TISの「予測型経営DXサービス for 販売計画」は、製造業の販売計画に関する意思決定を、AIを用いた予測で支援するクラウドサービスである。販売数量予測、販売計画策定、乖離予兆検知までの一連の業務プロセスをワンストップで提供する。販売数量の見通しと、販売数量に影響を与える情報の変化を早期に把握することで、先手を打てる意思決定を支援するとしている(図1)。

図1:「予測型経営DXサービス for 販売計画」の概要(出典:TIS)図1:「予測型経営DXサービス for 販売計画」の概要(出典:TIS)
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 販売計画に関する一連の業務プロセスを管理する。経営情報などの社内情報や政府統計などの外部データから、AIを用いた販売数量の予測、AIによる予測値を提案値とした販売計画の策定、最新の予測値のモニタリングおよび計画乖離の予兆検知からのアラート発信などを行う。

 業績に影響を与える指標の変化・兆候を把握して、将来予測に基づいた意思決定による経営管理の高度化を図る。ERPなどの社内情報以外にも、業績に影響を与える景気動向や市場動向といった社外データなど多様なデータを収集・蓄積する。データレイクに蓄積したデータの中から予測対象に影響を与える指標を用いて将来を予測する。

 AIによる各種の分析により、将来何が起こるのかを、変化の予兆とともに迅速に把握し、的確な意思決定を可能にするとしている。

 「従来、販売計画は、属人的な知見などを基に策定しており、根拠が不明確だった。これに対して、予測型経営DXサービスで算出した予測を計画の提案値とすると、根拠を可視化した販売計画を策定できる。また、実績値確定後の計画値との乖離確認ではなく、事前に計画値との乖離の予兆を捉えられるので、早期に次施策を検討できる」(TIS)。

 同社は今後、販売計画以外にも、生産計画や在庫計画といった他領域のサービスの提供を予定している。

関連キーワード

TIS / 予測分析 / 製造 / 販売

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