NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は2021年10月28日、VPNサービス「Master'sONE セキュア・インターネット VPN-HighSpeed Advance(SIV-HS Advance)」の提供を開始した。既存サービス(SIV-HS)の機能上位版にあたり、Microsoft 365へのアクセスなどインターネットあての特定の通信を別経路に振り分けるインターネットブレイクアウト(インターネットオフロード)機能を備えている。価格(税込み)は月額2万900円から。
NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)の「Master'sONE セキュア・インターネット VPN-HighSpeed(SIV-HS)」は、アクセス回線にNTT東日本およびNTT西日本が提供する「フレッツ・光ネクスト」を利用してNGN IPv6(IPoE)方式で接続する閉域型VPNサービスである。網内ゲートウェイを冗長化しており、従来の専用線などを利用したIP-VPNと同等の高信頼なネットワークを実現するとしている。SLA(品質保証制度)も設定している。
今回提供を開始したMaster'sONE セキュア・インターネット VPN-HighSpeed Advance」(SIV-HS Advance)は、SIV-HSの機能上位版に相当する。SIV-HSの機能に、インターネットブレイクアウト、NGN折返し通信、管理コンソールの3つの機能を追加している(図1)。
図1:企業向けVPNサービス「Master'sONE SIV-HS」にインターネットブレイクアウト機能を追加した(出典:NTTPCコミュニケーションズ)拡大画像表示
インターネットブレイクアウト機能:インターネットあての通信のうち、Microsoft 365やWindows Updateなどネットワークの負荷を招く通信を別経路にオフロードして迂回させる。これにより、業務に関わる社内通信が影響を受けずに済む。
NGN折返し通信:SIV-HSで提供していたIPoE通信に加えて、新たにNTT東日本エリア内およびNTT西日本エリア内において、同一エリア内の各拠点でのNGN折返し通信を提供する。これにより、SIV-HSに比べて高速かつ低遅延な拠点間通信を実現する。
管理コンソール:各種申し込みや管理を、コントロールパネルを介して直感的に操作できる。専門知識を必要とせず、簡単にオンラインで新たな回線の追加や設定変更が行える。従来同様に申込書で申し込むが、コントロールパネル経由で開通時の設定作業や機器の設置を実施することで、初期設定費用(税込みで1拠点あたり7万8100円)などのコストを削減する。
NTTPCコミュニケーションズ / VPN / インターネットブレイクアウト / テレワーク / リモートアクセス / 在宅勤務 / IP-VPN
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



