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NTTPC、インターネットブレイクアウト機能を備えたVPNサービス「SIV-HS Advance」

2021年11月1日(月)IT Leaders編集部

NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は2021年10月28日、VPNサービス「Master'sONE セキュア・インターネット VPN-HighSpeed Advance(SIV-HS Advance)」の提供を開始した。既存サービス(SIV-HS)の機能上位版にあたり、Microsoft 365へのアクセスなどインターネットあての特定の通信を別経路に振り分けるインターネットブレイクアウト(インターネットオフロード)機能を備えている。価格(税込み)は月額2万900円から。

 NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)の「Master'sONE セキュア・インターネット VPN-HighSpeed(SIV-HS)」は、アクセス回線にNTT東日本およびNTT西日本が提供する「フレッツ・光ネクスト」を利用してNGN IPv6(IPoE)方式で接続する閉域型VPNサービスである。網内ゲートウェイを冗長化しており、従来の専用線などを利用したIP-VPNと同等の高信頼なネットワークを実現するとしている。SLA(品質保証制度)も設定している。

 今回提供を開始したMaster'sONE セキュア・インターネット VPN-HighSpeed Advance」(SIV-HS Advance)は、SIV-HSの機能上位版に相当する。SIV-HSの機能に、インターネットブレイクアウト、NGN折返し通信、管理コンソールの3つの機能を追加している(図1)。

図1:企業向けVPNサービス「Master'sONE SIV-HS」にインターネットブレイクアウト機能を追加した(出典:NTTPCコミュニケーションズ)図1:企業向けVPNサービス「Master'sONE SIV-HS」にインターネットブレイクアウト機能を追加した(出典:NTTPCコミュニケーションズ)
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インターネットブレイクアウト機能:インターネットあての通信のうち、Microsoft 365やWindows Updateなどネットワークの負荷を招く通信を別経路にオフロードして迂回させる。これにより、業務に関わる社内通信が影響を受けずに済む。

NGN折返し通信:SIV-HSで提供していたIPoE通信に加えて、新たにNTT東日本エリア内およびNTT西日本エリア内において、同一エリア内の各拠点でのNGN折返し通信を提供する。これにより、SIV-HSに比べて高速かつ低遅延な拠点間通信を実現する。

管理コンソール:各種申し込みや管理を、コントロールパネルを介して直感的に操作できる。専門知識を必要とせず、簡単にオンラインで新たな回線の追加や設定変更が行える。従来同様に申込書で申し込むが、コントロールパネル経由で開通時の設定作業や機器の設置を実施することで、初期設定費用(税込みで1拠点あたり7万8100円)などのコストを削減する。

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