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システム監視ツール新版「LogStare Collector 2.2」、M365のログ収集/分析が可能に

2022年2月15日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

セキュアヴェイル子会社のLogStareは2022年2月15日、システム監視ソフトウェア「LogStare Collector」の新版「2.0」を提供開始した。情報システムの稼働状況や死活状況をエージェントレスで遠隔監視し、これらのログを収集/蓄積するソフトウェアである。新版では、Microsoft 365の各種アプリケーションのログを収集できるようになった。

 LogStare Collectorは、エージェントレスで動作するシステム/ネットワーク監視ソフトウェアである(関連記事エージェントレスのシステム監視ソフト新版「LogStare Collector 2.0」、各種メトリクス監視が可能に)。Syslogによるログ収集とSNMP/WMIによる稼働状況の監視を基本としつつ、死活監視(Ping)、サービス監視(TCPポートスキャン)、経路監視(TraceRoute)などの方法で情報を収集する。さらに、各種ミドルウェアやシステム監視ツールからREST APIを介してJSON形式のメトリクス情報を取得可能である。

図1:SharePointのファイル操作ログを検索した様子(出典:LogStare)図1:SharePointのファイル操作ログを検索した様子(出典:LogStare)
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 新版の2.2では、Microsoft 365の各種アプリケーションのログを収集可能になった(画面1)。SharePointやTeamsなどのファイル操作ログや管理者操作ログを収集して分析する形である。アプリケーションの利用実態を把握した上で適切な利用方法を指導することでガバナンスを強化可能である。また、セキュリティリスクの早期発見にもつながる。

 新版ではまた、ネットワーク警告灯との連携機能を実装した。サーバーやネットワーク機器の異常をLogStare Collectorが検知した際に、外部のネットワーク警告灯を点灯させる連携が可能である。システム障害を物理的に可視化することで、異常を見逃さずに済む。

 LogStare Collectorはライセンス面でも特徴がある。監視対象のデバイス数やユーザー数に関わらず、一律のライセンスで利用できる(価格はいずれも税別)。提供する機能に応じて、システム監視(SNMP監視やPing監視など)またはログ収集(Syslog収集やWMIイベントログの収集)に限定した「Limited」(初年度29万8000円、次年度以降は5万9600円)と、両方の機能を備えた「Pro」(初年度49万8000円、次年度以降は9万9600円)がある。監視対象台数を10台に制限するなど制約を付けた無料版「Free」も用意している。

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