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B-EN-G、mcframe GA/GLASIAOUSにAI-OCR連携機能、領収書画像から自動で伝票作成

2022年6月28日(火)IT Leaders編集部

ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は2022年6月27日、海外進出企業向け会計/ERP「mcframe GA」および「GLASIAOUS」を強化し、AI-OCRサービス「CLOVA OCR(レシート・領収書特化型)」(LINEが提供)との連携機能を提供開始した。領収書やレシートの画像から「取引先」「金額」「日付」「宛名」「但し書き」などの情報を読み取り、仕訳・立替経費を自動計上できるようになる。

 ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)の「mcframe GA」は、海外進出企業に向いた会計/ERPパッケージである。海外拠点の財務・業務データ(財務諸表、キャッシュフロー、現預金、販売・購買・在庫データ、など)をリアルタイムに把握できる。ブラックボックスになりがちな海外拠点の経営状況をモニタリングし、業務不正リスクや経営リスクを早期に発見する。一方の「GLASIAOUS」は、mcframe GAをベースにしたクラウド型の国際会計&ERPサービスである。

図1:会計/ERPシステム「mcframe GA」および「GLASIAOUS」を強化し、AI-OCRサービス「CLOVA OCR(レシート・領収書特化型)」との連携機能を提供開始した(出典:ビジネスエンジニアリング)図1:会計/ERPシステム「mcframe GA」および「GLASIAOUS」を強化し、AI-OCRサービス「CLOVA OCR(レシート・領収書特化型)」との連携機能を提供開始した(出典:ビジネスエンジニアリング)
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 今回、mcframe GAとGLASIAOUSを強化し、AI-OCRサービス「CLOVA OCR(レシート・領収書特化型)」(LINEが提供)との連携機能を提供開始した(図1)。領収書やレシートの画像から「取引先」「金額」「日付」「宛名」「但し書き」などの情報を読み取り、仕訳・立替経費を自動計上できるようになる。

 特に、立替経費精算が多い企業で業務の効率化が図れる、としている。例えば、スマートフォンで撮影・変換した領収書データをモバイルアプリから登録できる。自動取り込み機能によって、証票(領収書/レシートなど)の添付漏れを防ぐ。また、OCRの文字認識によって、金額や名称などの入力ミスを防ぐ。

 なお、CLOVA OCRは、書類や画像に含まれる文字情報をテキストデータに変換するサービスである。読み取り項目を設定可能な「定型」、特定の様式に特化し事前学習済みの「特化型」、フォーマットが決まっていない書類をテキストデータ化する「非定型」、の3つのサービスタイプを用意している。認識の精度として、手書き文字や横書き・縦書きだけでなく、丸く湾曲して書いた文字や傾いた文字などの悪条件下での読み取りが可能としている。また、多言語の認識、専門用語の認識などでも高い精度を持つとしている。

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