イトーヨーカ堂は、人事情報の一元管理と従業員の利便性向上を目的に、人事アプリケーション「COMPANY」の導入を決定した。人事申請業務のWeb化によって書類を約80%削減する見通し。COMPANYを提供するWorks Human Intelligence(WHI)が2022年7月26日に発表した。
イトーヨーカ堂(本社:東京都千代田区)は、セブン&アイ・ホールディングス(7&i)の子会社で、衣食住に関連する商品を取り扱う総合スーパーマーケットチェーンである。日本国内に128の店舗(22年6月末現在)を展開しており、パート/アルバイトを含めて約3万7000人の従業員がいる(写真1)。
同社は、人事情報の一元管理と従業員の利便性向上を目的に、人事アプリケーション「COMPANY 人事」および「COMPANY Web Service」の導入を決定した。2022年8月頃には、入社手続業務を支援する「COMPANY 雇用手続管理」の導入も予定している。
COMPANYを使って、書類や表計算ソフトで管理している人事情報を一元管理し、店舗と人事部門双方の業務を効率化する。さらに、COMPANY Web Serviceを使って、従業員が人事部門に提出する各種申請業務をWeb化し、人事申請書類の約80%削減を見込む(画面1)。従業員の人事申請業務の利便性も高める。個人のスマートフォンから住所変更などの手続きを行えるようになる。
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COMPANYシリーズは、Works Human Intelligence(WHI)の統合人事アプリケーション。各種業種業態のユーザー約1200グループへの導入実績がある。企業環境の変化に対応するための標準機能の強化が、定額保守料の範囲内で済むことをアピールしている。