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[事例ニュース]

戸田建設、「デジタルツインスマートオフィス」をoViceと開発、全社員のハイブリッド勤務を可能に

2024年竣工予定の新社屋と同じレイアウトを仮想オフィス上に表現

2022年10月20日(木)IT Leaders編集部

戸田建設は2022年10月19日、リアルオフィスと連動したデジタルワークプレイス「デジタルツインスマートオフィス」をoViceと共同開発すると発表した。2024年竣工予定の新社屋「TODA BUILDING(仮称)」をモデルに、同ビルと同じレイアウトを仮想オフィスサービス「oVice」上に表現し、全社員4175人(2022年3月時点)がハイブリッドワーク環境で働けるデジタルツイン空間を構築する。

 戸田建設が、リアルオフィスと連動したデジタルワークプレイス「デジタルツインスマートオフィス」をoVice(本社:石川県七尾市)と共同開発する。2024年竣工予定の新社屋「TODA BUILDING(仮称)」をモデルに、同ビルと同じレイアウトを仮想オフィスサービス「oVice」上に表現し、全社員4175人(2022年3月時点)がハイブリッドワーク環境で働けるデジタルツイン空間を構築する(画面1)。

 oViceは、オンラインコミュニケーションのための仮想オフィス(バーチャルオフィス)サービスである。オフィスのレイアウト図を模した画面上にアバターを配置して利用する。音声通話、チャット、画面共有などのコミュニケーション機能を備えている。

図1:2024年竣工予定の新社屋「TODA BUILDING(仮称)」と仮想オフィスサービス「oVice」で、全社員がハイブリッドワーク環境で働けるデジタルツイン空間を構築する(出典:戸田建設)
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画面1:デジタルツイン空間として、oVice上にリアルオフィスと同じレイアウトを用意する。デジタルツイン空間にオフィス勤務者をアバターとして表示する。リアルオフィス側と在宅勤務者とで、一体感を持ったコミュニケーションが可能になる(出典:戸田建設)
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 戸田建設とoViceは、取り組みの背景として、近年のコロナ禍に端を発したニューノーマル時代への移行により、社会全体が非対面コミュニケーションをはじめとした多様なワークスタイルへの適応を迫られていることを挙げ、次のように説明している。「オフィスのあり方も同様で、TODA BUILDINGの計画においても、スマートオフィスとしての機能だけではなく、多様なワークスタイルに適応できるオフィスが求められている」。

●Next:リアルオフィスの設備の操作などもバーチャルオフィスで可能に

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