アイ・ティ・アール(ITR)は2026年1月8日、国内のSFA(営業支援)市場における規模の推移と予測を発表した。2024年度の売上金額は前年度比14.9%増の617億円だった。2025年度も同15.2%増の成長を見込む。今後は、AIエージェント機能を実装したSFAの導入が進むと見て、同市場のCAGR(2024~2029年度)を11.8%と見積もっている。
アイ・ティ・アール(ITR)は、国内のSFA(営業支援)製品・サービス市場における規模の推移と予測を発表した。2024年度の売上金額は前年度比14.9%増の617億円だった。2025年度も同15.2%増の成長を見込む(図1)。
図1:SFA市場における規模の推移と予測(2023~2029年度予測)(出典:アイ・ティ・アール)拡大画像表示
ITRによると、SFAベンダーの新規ユーザー獲得は各社とも緩やかな傾向にあるという。一方で、積極的な機能拡張によって既存ユーザーのリニューアルやシステム拡張が堅調で、市場の拡大に寄与しているという。
同社は今後、AIエージェントを活用したSFAの導入が進むと見ている。今後、複数のAIエージェントが連携してマーケティングや営業活動を横断的に支援するなど、より高度な活用も進展するという。これらの要因から、同市場のCAGR(2024~2029年度)を11.8%と予測している。
同社プリンシパル・アナリストの三浦竜樹氏はSFAについて、従来の分析用途でのAI活用に加え、生成AIやAIエージェントを活用した機能拡張が進んでいると指摘。「営業活動はAIネイティブへの変革が期待されており、同じ顧客データを扱うSFA、MA(マーケティング自動化)、カスタマーサービスを統合するなど、顧客接点基盤の強化が求められる」としている。
今回の発表は、市場調査レポート「ITR Market View:SFA/MA市場2026」に基づく。同レポートは、SFA、MA、名刺管理、オンライン商談システム、セールスイネーブルメントツール、セミナー/展示会運営システムの全6市場・分野を対象に、国内59ベンダーへの調査から2023~2024年度売上実績および2029度までの売上予測を掲載している。
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