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グレープシティ、ローコード開発ツールのOutSystemsに表計算機能/UIを付加する「BrueSheet」

2022年10月24日(月)IT Leaders編集部

グレープシティは2022年10月21日、OutSystemsのアドオンモジュール「BrueSheet(ブルーシート)」を提供開始した。ローコード開発ツールのOutSystemsで、Excelライクな表計算機能/UIが利用できるようになる。伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が販売する。価格(税別)は45万円で、アプリケーション/開発者数ともに無制限で利用できる。

 グレープシティの「BrueSheet」は、ローコード開発ツール「OutSystems」にExcelライクな表計算機能を付加するアドオンモジュールである。JavaScriptの仕組みでExcelライクな表計算機能/UIを提供する(図1)。

画面1:OutSystems上でExcel風のUIを実現する「BrueSheet」の画面(出典:グレープシティ)

 BrueSheetの表計算機能を用いて、各種帳票を、OutSystemsアプリケーションに組み込めるようになる。製造業における部品表や生産計画表、流通・小売業における在庫管理表や総勘定元帳などへの組み込みを想定している。

 データソースからドラッグ&ドラップでデータフィードを追加して、Microsoft Officeのようなリボンインタフェースのメニューから詳細設定を行う。ユーザーは、Excelと同様の慣れ親しんだ操作から、ノンコーディングで表計算画面を開発することができる。

 Excelにある主要な機能をBrueSheetで利用できる。例えば、表計算で欠かせない数式や関数、セルごとの書式設定、条件付き書式、ソート/フィルタなどを使える。これまでExcelで行っていた作業の多くを、OutSystemsアプリケーション上でも実現できる。また、Excel形式ファイルのインポート/エクスポートも可能で、既存のExcelファイルをそのまま活用し、現場の習熟コストやデータ変換の工数をかけずに移行が可能。複数のユーザーの同時編集や共同作業もスムーズに行えるとしている。

 「短期間で付加価値の高いサービスを提供するといった目的で、ローコード開発基盤を活用する企業が増えている。そうした中で、国内では社内アプリケーションにExcelライクな機能/UIと同等の実装が求められるケースがある」(グレープシティ)

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グレープシティ / OutSystems / ローコード / CTC / Excel

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