[調査・レポート]

ゼロトラストの中核としてCASB運用監視サービス市場が急成長、2021年度は51.2%増─ITR

2022年12月16日(金)IT Leaders編集部

アイ・ティ・アール(ITR)は2022年12月15日、国内のCASB(Cloud Access Security Broker)運用監視サービス市場における規模の推移と予測を発表した。2021年度の売上金額は12億7000万円、前年度比51.2%増だった。2022年度は同33.1%増を見込む。2021年度から2026年度にかけてのCAGR(年平均成長率)は12.8%、2026年度は23億円に達すると予測している。

 CASB(Cloud Access Security Broker)は、クラウドサービスの利用状況を可視化するセキュリティ製品・サービスである。アイ・ティ・アール(ITR)の調査によると、国内のCASB運用監視サービスにおける2021年度の売上金額は12億7000万円で、前年度比51.2%増だった。2022年度は同33.1%増を見込んでいる。2021年度から2026年度にかけてのCAGR(年平均成長率)は12.8%で、2026年度は23億円に達すると予測している(図1)。

図1:CASB運用監視サービス市場における規模の推移と予測(2020~2026年度予測)(出典:アイ・ティ・アール)
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 ITRによると、セキュリティ要員の不足などからCASBを使いこなせていない企業が多いことから、CASBの販売・構築だけでなく、運用監視サービスをセットにして提供するITベンダーが増え、CASB運用監視サービス市場が急拡大しているという。

 「デジタルを活用したワークスタイルが定着化に向かっており、セキュリティのアーキテクチャも境界防御型からゼロトラスト型に移行しつつある。CASBはゼロトラストセキュリティの中心的なサービスであり、導入が加速していく。一方、機能が豊富で設定と運用は難しいため、外部のSOCベンダーに運用監視を委託するケースが増えている」(ITR)

 今回の発表は、市場調査レポート「ITR Market View:ゲートウェイ・セキュリティ対策型SOCサービス市場2022」からの概要である。同レポートでは、ファイアウォール/UTM運用監視サービス、IDS/IPS運用監視サービス、サンドボックス運用監視サービス、DDoS攻撃対策運用監視サービス、WAF運用監視サービス、メールセキュリティ運用監視サービス、Webセキュリティ運用監視サービス、CASB運用監視サービスの全8分野を対象に、国内29ベンダーへの調査に基づいた2020~2021年度売上げ実績および2026年度までの売上げ予測を掲載している。

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