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SCSK、オンプレミスのサーバーを最短3週間でAWSに移行する「短期リフトパック」

2023年1月11日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

SCSKは2023年1月11日、AWS移行SIサービス「短期リフトパック」を提供開始した。情報システムのサーバーを、既存のオンプレミス環境からAmazon Web Services(AWS)環境へと移行するSIサービスである。アセスメントから本番移行まで、通常では3~6カ月かかる作業を最短3週間で実施する。価格(税別)は最小構成(移行対象サーバー30台まで)で600万円から。販売目標は1年間で30社。

 SCSKの「短期リフトパック」は、情報システムのサーバーを、既存のオンプレミス環境からAWS環境へと移行するSIサービスである。(1)アセスメント(情報収集、対象確定)、(2)環境構築とデータ移行、(3)本番移行(リハーサル、OS 設定変更、本番切り替え)、(4)運用(クラウドエンジニアリング)の4フェーズで構成する(図1)。

図1:AWS移行サービス「短期リフトパック」の概要。アセスメントから本番移行まで、通常では3~6カ月かかる作業を最短3週間で実施する(出典:SCSK)
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 対象のサーバー台数によって異なるが、アセスメントから本番移行まで、通常では3~6カ月かかる移行作業を、最短で3週間で実施する。短期移行の根拠は、現環境の情報収集から本番切り替えまでの作業を自動化していること。アセスメントでは、独自に開発したツールを用いて既存環境の情報を自動で収集する。移行方式も確立しているという。

 移行後のクラウド活用も継続的に支援可能である。例えば、クラウドを安全に利用するためのガードレールやガイドラインを整備する。システムのコード化/自動化によって再利用可能なシステムを構築する。コンテナやサーバーレスなどの技術や、クラウドベンダーが提供するマネージドサービスを積極的に活用する。データベースの移行サービスも提供する。

 移行規模に応じて3つのメニューを用意している。「Small」(PCサーバー30台まで)、「Medium」(同65台まで)、「Large」(同140台まで)である。価格(税別)は最小構成のSmallが600万円からで、140台を超える場合は個別見積もりとなる。

 今後は、移行先となるクラウドサービスを拡充する。AWSに加えて、Microsoft AzureやGoogle Cloudも選択できるようにする。

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