米レッドハット(Red Hat)と米オラクル(Oracle)は2023年1月31日(米国現地時間)、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の仮想サーバー上でLinux OS「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)が動作することを保証し、両社でサポートすると発表した。ユーザーは、RHELをOCIに持ち込んで利用しやすくなった。オラクルは、「Oracle Cloudはオンプレミスからパブリッククラウドまで各種の場所で使えるので、RHELベースのワークロードをどこでも動かせるようになる」とアピールしている。
米レッドハット(Red Hat)と米オラクル(Oracle)は、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の仮想サーバー上でLinux OS「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)が動作することを保証し、両社でサポートすると発表した。これによりユーザー企業は、RHELベースで構築した業務アプリケーションをOCIで利用しやすくなった(図1)。
図1:動作を保証する、RHELとOCI仮想サーバーの組み合わせ(出典:日本オラクル)拡大画像表示
ユーザーは、手持ちのRHELのライセンスをOCI環境に持ち込んで使う形になる。あらかじめ、OCIに取り込み可能なRHELイメージをダウンロードし、OCIのストレージにアップロードしておく。これをOCI上の仮想サーバーにインポートして起動する(図2)。
図2:RHELをOCIで動かす方法(出典:日本オラクル)拡大画像表示
RHELの動作環境としてのOCIのメリットについて米オラクルは、「OCIは、オンプレミスからパブリッククラウドまで、幅広い領域・場所で利用可能。OCIなら、RHELベースのワークロードをどこでも動かせるようになる」とアピールしている。仮想サーバーのスペックも柔軟に拡張可能である(図3)。
図3:RHELをOCIで動かすメリット(出典:日本オラクル)拡大画像表示
Oracle Cloud / Red Hat Enterprise Linux / Red Hat / IBM / IaaS / マルチクラウド / Linux / OCI
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