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アイリッジ、開発・運用基盤「APPBOX」でユーザーにカスタムアプリを開発・提供

2023年2月6日(月)IT Leaders編集部

アイリッジは2023年2月3日、モバイルアプリケーション開発・運用プラットフォーム「APPBOX(アップボックス)」を発表した。2023年4月から提供する。モバイルアプリケーションの機能群を30種類以上のSDKとして用意している。アイリッジがユーザー企業の要件に合わせてアプリケーションを開発して提供する。

 アイリッジの「APPBOX」は、モバイルアプリケーションの開発・運用プラットフォームである。同社がユーザーの要件に合わせてモバイルアプリケーションを開発して提供する。会員システムを導入している小売企業や基幹システムと連携したモバイルアプリケーションを開発したい企業などに向く(図1)。

図1:アプリケーション開発・運用基盤サービス「APPBOX」の概要(出典:アイリッジ)
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 モバイルアプリケーションの機能群を30種類以上のSDK(ソフトウェア開発キット)として用意している。これらを組み合わせ、ゼロからのスクラッチ開発や既存アプリケーションの機能拡張に対応する。A/Bテストなどデジタルマーケティング支援機能も提供する(表1)。

表1:APPBOXが備える機能ごとのSDK(出典:アイリッジ)
機能分類 機能名
アプリ機能 フリーレイアウト、ホーム画面、スプラッシュ・チュートリアル、強制アップデート、ニュース・記事、店舗一覧・検索、カタログ・アイテム、お気に入り、会員証、クーポン、ポイント、店内モード
データ収集 ユーザー属性、イベントトラッキング(ノーコードトラッキング)、ID link、CRMデータ連携
データ分析 ABテスト、KPI分析、レポート、来店検知、アプリデータ外部連携
施策実行 プッシュ通知、プッシュ通知お知らせ一覧、アプリ内メッセージ、セグメント設定・配信
運用 管理者向け機能提供、管理者向けAPI提供、ユーザー向けAPI提供、サンドボックス環境、各種カスタマイズ

 スクラッチ開発では、個々の企業の要件に基づきカスタムアプリケーションを開発する。SDKにより、ゼロから機能を作るよりも迅速に開発でき、通常のスクラッチ開発に比べて最大3割程度の工数を削減するとしている。費用は個別見積もり。

 パッケージアプリケーションの開発では、最短1カ月でミニマム機能を備えたアプリケーションを開発する。SDKを用いてスクラッチ開発へと移行が可能で、まずは素早く立ち上げて、利用者が増えてきたらカスタマイズするというスタイルに向く。価格(税別、以下同)は初期費用が75万円、月額10万円から。

 他社開発のアプリケーションを含む既存アプリケーションの機能拡張では、SDKをベースとなるアプリケーションの開発元を問わずに組み込める。価格は初期費用が25万円から、月額10万円から。

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