インフォマートは2023年2月7日、文書管理クラウドサービス「STORAGE by invox」を提供開始した。改正電子帳簿保存法に準拠して国税関係書類を電子保存する。コストを抑えたセルフ入力、スピードを優先したAI-OCR、99.9%の精度保証のオペレーター入力の3種類のデータ化方法を選択できる。
インフォマートの「STORAGE by invox」は、改正電子帳簿保存法に準拠して国税関係書類を電子保存する文書管理クラウドサービスである。紙やPDFで受け取った請求書や納品書、領収書などの国税関係書類について、検索要件の記録項目として必要な「取引年月日、金額、取引先」をデータ化し、訂正・削除の履歴や申請・承認の記録とともに保存・管理する(図1)。
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コストを抑えた「セルフ入力」、スピードを優先した「AI-OCR」、99.9%の精度保証の「オペレーター入力」の3つのデータ化方法を選択して利用する。「取引」や「伝票No」でグループ化でき、検索や管理が容易になる。訂正・削除の履歴は自動で記録する。書類や部門ごとにワークフローを設定でき、データの一括ダウンロードや索引簿形式でのデータ出力に対応する。
価格(税別)は、ユーザー自身でデータ化する「ミニマム」プランの基本料金が月額1980円、検索要件項目のデータ化サービスを含む「ベーシック」プランの基本料金が月額9800円。データ化料金は、AI-OCRを使った場合が1件あたり20円で、オペレーターによるデータ化は1件あたり100円。保管料金は、5万件まで基本料金に含む(超過分は5万件ごとに月額500円)。