インテックは2023年2月14日、「マルチ環境リモート監視サービス(EINS/MCS MIRMO)」に、米オラクルのIaaSであるOracle Cloud Infrastructure(OCI)の監視機能を追加したと発表した。MIRMOは、パブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプレミスなど複数の環境をリモート監視するクラウド型の統合監視サービスである。
インテックの「マルチ環境リモート監視サービス(EINS/MCS MIRMO)」(以下、MIRMO)は、パブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプレミスなど複数の環境をリモート監視するクラウド型統合監視サービスである。
閉域網やインターネットVPN(IPsec)によるユーザー環境との接続までワンストップで提供する。インテックのスタッフが監視設定作業を行うマネージドサービスで、アラート発生時における手順書に基づく1次対応オペレーションも提供する。
今回、米オラクルのIaaSであるOracle Cloud Infrastructure(OCI)の監視機能を追加した。OCIの「OCI Monitoring」サービスが出力するアラートと各サービスからの通知を、メッセージングサービス「OCI Streaming」経由で検出する(図1)。
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MIRMOの価格(税別)は、初期契約料金が3万円、OCIの監視費用がアドバンスド通知(メールと自動電話による通知)でイベントを取得するOCI Streamingごとに、初期費用1万5000円/月額費用1万円となっている。
「基幹システムをOCIに移行する企業が増えている。同時にオンプレミス、AWS、Microsoft Azureなども利用しており、監視するべき対象が広がっている。オンプレミスからパブリッククラウドまで、それぞれで発生するアラートを適切に検知して管理することが重要になる」(インテック)