[新製品・サービス]
網屋、Windowsログ管理のクラウド版「ALog Cloud」と運用代行の「ALog MDR」を提供
2023年3月1日(水)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)
網屋は2023年2月28日、Windowsログ管理ソフトウェア「ALog(エーログ)」シリーズの新製品として、ALogのクラウド版「ALog Cloud」と、ログ運用代行サービス「ALog MDR」を提供開始した。合わせて、オンプレミス版の新版「ALog V8.6.0」をリリースした。新版では蓄積済みのログをクラウドにアップロードする機能を追加し、クラウドへの移行を容易にしている。
網屋の「ALog(エーログ)」は、オンプレミス環境で動作するログ管理ソフトウェアである。中核のALog ConVerterが、PCサーバー(Windows Server/Linux)やファイルサーバー(NASストレージ)が出力するイベントログからファイルアクセス履歴などを抽出・加工し、データベースで管理する。データベースに格納したデータを検索して分析する機能も備える(図1)。
図1:Windowsログ管理ソフトウェア「ALog」の概要(出典:網屋)拡大画像表示
2019年10月リリースの現行メジャy-バージョン「ALog v8.x」では、AIによる不正検知機能などを追加している。過去のログから普段の行動モデルを自動生成し、いつもと異なる異常の度合いをスコアリングする仕組み。人だけでは気づくことが出来ない不正アクセスの兆候を検知する(関連記事:網屋、ログ管理ソフト「ALog」新版、内部不正やサイバー攻撃の自動検知可能に)。
今回、ALogのクラウド版「ALog Cloud」を追加した。データ容量に応じた従量課金制で提供する。「ALogはWindowsのイベントログから、いつ、誰が、どのファイルに何をしたかというアクセス記録を抽出してログ化する仕組みである。そのため、元々のイベントログと比べてログのデータ量が少なくなり、課金額を低く抑えられる」(網屋)。
クラウド版の提供と合わせて、オンプレミス版の新版「ALog V8.6.0」をリリースした。オンプレミス環境のALogに蓄積済みのログをALog Cloudにアップロードしてクラウドに移行できるように、ログのアップロードする機能を追加している。
加えて、ログ運用を代行するマネージドサービス「ALog MDR」を提供する。ログをユーザーに代わって監視し、インシデントの分析、報告、監視内容の改善までを請け負う。
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