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CMS「MovableType.net」にChatGPT APIによるタイトル提案機能─シックス・アパート

2023年3月28日(火)IT Leaders編集部

ブログ/CMS(コンテンツ管理システム)ソフトウェアベンダーのシックス・アパートは2023年3月27日、クラウド型CMS「MovableType.net」に、「AIタイトル提案機能(ベータ版)」を追加した。CMS内の記事本文から5種のタイトルを提案する。同機能は、米OpenAIのChatGPT API(GPT-3.5)を用いて実装している。

 シックス・アパートの「MovableType.net」は、クラウド型CMS(コンテンツ管理システム)である。今回、ChatGPT APIを用いたタイトル提案機能「AIタイトル提案機能(ベータ版)」を追加した。同CMSのユーザーは追加費用なしで利用できるが、Webサイトごとに月に最大50回までの利用制限がある。なお、利用制限は今後見直す可能性があるという。

画面1:5パターンのタイトル提案を生成した画面。採用した案を自動でタイトル欄に挿入する(出典:シックス・アパート)
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 AIタイトル提案機能を使うと、記事またはWebページの内容を踏まえた記事タイトルを、5件提案する。タイトルの雰囲気を以下の5パターンから選べる。記事の目的や読者対象に対し、より適したタイトルを提案する。

  • 注目を集めるようなタイトル
  • 問いかけるようなタイトル
  • シンプルなタイトル
  • 説明的なタイトル
  • 夢のようなタイトル

 生成した5つのタイトル案から1つを選択し、採用すると、記事またはWebページにタイトルを挿入する。コンテンツ制作者は、記事のタイトルを考える労力を省くことができ、また、新たな観点からの提案を受けて記事内容の充実にも生かせるとしている。

 例えば、オウンドメディアに技術情報の記事を書く際には、「説明的なタイトル」の設定を利用すると、読者が記事内容をイメージしやすいタイトルを提案する。イベントやキャンペーンの告知記事では、「注目を集めるようなタイトル」の設定にすると、興味を喚起し集客につながりやすいタイトル案が得られる。「夢のようなタイトル」の設定で生成する新たな視点のタイトル案は、コンテンツ制作者の発想を広げることにも利用できる。

 MovableType.netは機能の豊富さよりも、手軽に利用を始められることを重視しているCMSである。すべての作業をWeb画面を介して行う必要があるなど機能を簡素化している。利用料金(税込)は月額2292円で、同社が販売するCMSの中で最も安価となっている。

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シックス・アパート / Movable Type / CMS / ChatGPT / 文書管理 / ブログ / GPT / 生成AI / SNS

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