米LANSA日本法人のランサ・ジャパンは2023年10月4日、BIツール「LANSA BI」の国内提供を開始した。豪イエローフィン(Yellowfin)のBIエンジンを採用している。特徴は、Oracle DatabaseやMicrosoft SQL Serverといった一般的な稼働環境で動作するRDBMSだけでなく、オフコンのIBM i(AS/400)のDB2(DB2 for i)に直接アクセスできることである。
米LANSA日本法人のランサ・ジャパンは、BIツール「LANSA BI」の国内提供を開始した。同社は、オフコンのIBM iなどで動作するローコード開発ツール「Visual LANSA」を提供している。今回、業務部門のエンドユーザーみずからデータを分析して日々の意思決定に利用可能なセルフサービス型BIツールを投入する。
LANSA BIの特徴は、Oracle DatabaseやMicrosoft SQL Serverといった一般的な稼働環境で動作するRDBMSだけでなく、オフコンのIBM i(AS/400)のDB2(DB2 for i)に直接アクセスできることである。
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豪イエローフィン(Yellowfin)のBIエンジンを採用している。データの取得から分析、発見、表示、通知、外部アプリケーションへのデータ提供までを網羅する。モバイルに対応したダッシュボードは、任意のWeb画面にBI分析画面を組み込む機能を備える(画面1)。
プログラミングスキルを持たないユーザーでも、NLQ(自然言語クエリー)を使ってアドホックにデータベースに問い合わせて分析可能である。インサイト(洞察)を発見する機能も備えており、時系列でのデータの変化を比較・分析して通知することができる。