鹿島建設(本社:東京都港区)は、約20年間運用していた自社開発の請求書発行システムをSaaSのシステムに切り替えた。2024年7月よりラクスの請求書発行クラウドサービス「楽楽明細」を利用している。移行により、OS/言語のバージョンアップなどの作業負荷と保守コストを削減した。ラクスが2024年8月30日に発表した。
鹿島建設は毎月6000社以上、4万件を超える取引を行っている。「どの案件がどの請求にひもづき、どれだけ支払いが発生するのか」といった支払情報について、同社/取引先間の認識の齟齬を防ぐため、取引先に毎月、支払通知書を発行している。
これまで、自社開発システムに支払通知書データをアップロードし、取引先がWebブラウザから支払通知書を閲覧する仕組みを構築し、約20年間運用してきた。しかし、OSや開発言語のバージョンアップのたびにメンテナンス作業とコストが発生していた。メンテナンスに対応できる人員が限られていたこともあり、システムの見直しが急務となっていたという。
図1:請求書発行システムを自社開発からSaaSに切り替えるメリット(出典:ラクス)拡大画像表示
そこで、2024年7月、支払通知書の発行と運用の効率化を目的に、ラクスの請求書発行クラウドサービス「楽楽明細」を導入した。発行先に応じて、オンライン発行、メール添付による配送、郵送のいずれかの方法で帳票を発行できる(図1)。
「自社システムを運用し続けるよりもSaaSのほうが安くつく。メンテナンスの手間がなくなったことで、これまで数年ごとに数百万円を要していたコストがゼロになる見込み」(鹿島建設)という。
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