URコミュニティ(本社:東京都千代田区)が会計システムと承認ワークフローの刷新に着手した。ワークスアプリケーションズ(WAP)のERP/会計アプリケーション「HUE AC」、クラウド請求書送受信サービス「HUEデジタルインボイス」、ワークフローシステム「HUEワークフロー」を採用し、請求書の受領・支払を一元管理し、約5万枚の紙の削減と業務効率化を図る。WAPが2024年12月18日に発表した。
URコミュニティは、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が提供する全国約70万戸の賃貸住宅(2023年時点)の現地管理業務を担っている。
同社は、現行システムのサーバー保守期間満了に伴い、財務会計、管理会計、債権債務管理の各システムの刷新を検討。現行システムは導入から年月が経過し、紙文書中心の業務フローや運用コストなど複数の課題が顕在化していたという。
そこで、業務デジタル化のため、ワークスアプリケーションズ(WAP)のERP/会計アプリケーション「HUE AC」の導入を決定。法改正やアップデートにも無料のバージョンアップで対応可能なことから、将来的なコスト削減を見込んでいる。
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導入する製品・サービスは、会計システム「HUE Financials & Strategy」「HUE Accounts Payable/Receivable」、請求管理システム「HUEデジタルインボイス」(画面1)と、経費精算システム「HUE Expense」、社内申請・承認ワークフロー「HUEワークフロー」である。請求書の受領から支払業務まで、データ連携の下でシームレスに進められること、データの自動処理により作業時間を短縮できることを評価している。
URコミュニティは、ERP/会計システムの刷新により、請求書や社内稟議などで要していた約5万枚の紙文書削減を図り、ペーパーレスを推進する。