[新製品・サービス]
DB操作ツール新版「SI Object Browser for SQL Server 25」、負荷テスト機能を追加
2025年1月22日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)
システムインテグレータは2025年1月22日、データベース操作/開発支援ツール新版「SI Object Browser for SQL Server 25」を同年2月18日から販売すると発表した。新版では、負荷テスト機能や接続セッションを色分け表示して識別しやすくする機能のほか、サブスクリプションライセンスを追加している。
システムインテグレータの「SI Object Browser」は、RDBMSにおける操作をGUIで行えるデータベース操作/開発支援ツールである(関連記事:アシスト、PostgreSQLのGUI操作ツール新版「SI Object Browser for Postgres 24」を販売)。
RDBMSに接続して、テーブルなどの各種オブジェクトの作成/編集、RDBMS側で動作する業務ロジック(ストアドプロシージャ)の作成、SQLの実行などの操作が可能。テストデータを自動生成する機能や、テーブル定義書などの各種ドキュメントを出力する機能なども備える。
Oracle Database、SQL Server、HiRDB、PostgreSQL、MySQLなど、接続するRDBMSごとに製品を用意する。今回、SQL Server用をバージョン25(2025年版)に刷新、機能強化と共にサブスクリプションライセンスを追加している。
新版で負荷テスト機能が加わった。任意のセッションと実行するスクリプトを指定し、同時アクセスによるデータベースの性能負荷を測定できる(画面1)。
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スクリプト実行画面のUIを改善し、実行処理速度を改善している。INSERT文1万件の処理速度において、前版で約30秒かかっていたのを約2秒で実行できるようになった(画面2)。
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接続(セッション)ごとに識別色を設定できる機能を追加した。ログイン時に識別色を設定すると接続後の各画面が設定した色で表示される。本番環境と開発環境を色分けすることで、誤操作防止に役立つ(画面3)。
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価格(税別)は、最小構成の1クライアントの場合、買い取り型ライセンスが4万6500円で、任意の保守契約(システムインテグレータによる保守サポート)が2年間で1万8600円。サブスクリプションライセンスは1年プランで年額3万2500円。