[新製品・サービス]

CTC、APIセキュリティ診断サービスを提供、リスク分析やセキュリティテストなどを実施

Cequence SecurityのAPIセキュリティ製品群を診断に使用

2025年1月22日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2025年1月22日、APIセキュリティ診断「Managed API Securityアセスメントサービス」を提供開始した。米Cequence SecurityのAPIセキュリティ製品群を用いて、ユーザー環境の現状のリスク分析と、脆弱性の可視化を通じてAPIを安全に運用するためのアセスメントを提供する。販売目標は、金融業や通信事業者などを中心に3年間で5億円。

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の「Managed API Securityアセスメントサービス」は、APIを安全に運用するためのセキュリティ診断サービスである。米Cequence Security(シークエンスセキュリティ)のAPIセキュリティ製品群を用いて、ユーザー環境の現状分析と、脆弱性の可視化を通じてAPIを安全に運用するためのアセスメントを提供する。

 アセスメントでは、CTCのエンジニアがヒアリングと調査を実施し、APIの連携状態や課題を洗い出し、セキュリティリスクを可視化する。サイバー攻撃の対象となりうる経路を確認してAPI連携における脅威を分析、リスク軽減策を検討する。そのうえで、ニーズに応じてAPIセキュリティ製品の導入を含めた対策を提案する。

表1:「Managed API Securityアセスメントサービス」のサービスメニュー(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)
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 リスク分析やセキュリティテストなど、複数のサービスメニューを用意している。料金はいずれも要問い合わせ(表1)。CTCは今後、APIセキュリティ製品の運用代行サービスの提供も視野にメニューを拡充する。

 図1は、Cequence SecurityのAPIセキュリティ製品群の概要である。シャドーAPIを含めた自社システムの全体像を可視化し、リアルタイム監視から脅威に対する防御、緩和までを包括的にカバーする。普段と異なる未知のAPI攻撃に対してはマシンラーニング(機械学習)で検知する。

 これらの製品は、CTCのエンジニアが初期設定・導入を担当する。導入後、APIの実装や公開、廃棄といったライフサイクルに応じてセキュリティ管理を支援する。

図1:米Cequence SecurityのAPIセキュリティ製品群の概要(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)
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