三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)は2025年3月4日、独SAP製品を扱うERP事業において沖縄ビジネスソリューションズ(OBS)との提携・協業と発表した。OBSは、MDISと三菱電機グループの社員および協力会社に向けて、SAPエンジニアへのリスキリング/育成を支援する。MDISは、SAP導入ユーザーに向けて教育メニューを提供する。
三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)と沖縄ビジネスソリューションズ(OBS)は、独SAP製品を扱うERP事業で提携・協業する。OBSは、MDISと三菱電機グループの社員および協力会社に向けてSAPエンジニアへのリスキリング/育成を支援する。MDISは、SAP導入ユーザーに向けて教育メニューを提供する(図1)。
図1:沖縄ビジネスソリューションズ(MDIS)と沖縄ビジネスソリューションズ(OBS)のロゴ「近年、企業の多くが基幹業務システムを導入・刷新している。特に、SAPのERP製品は、既存製品のサポート終了に伴うシステム更新を担う技術者が不足しており、2027年問題と呼ばれ深刻な課題となっている」(MDIS)。大手企業向けSAP事業を主軸とするMDISにおいても、リスキリングを含めたSAPエンジニアの育成・確保が最優先課題の1つになっているという。
一方のOBSは、SAP製品の導入や保守に加え、教育事業のノウハウを生かしたSAPエンジニア教育に取り組んでおり、SAPエンジニア教育に特化した専門学校「学校法人OBS 沖縄ビジネスソリューション専門学校」(2025年4月開校予定)との連携も計画している。育成した技術者が活躍できる事業環境を確保しつつ、自社のSAP事業を拡大していくことが課題という。
両社の提携により、MDISは、OBSが持つSAPエンジニア教育のノウハウと環境を活用し、SAPエンジニア育成の加速を図ると共に継続的な人材強化を図る。OBSは、MDISのSAP事業に参加し、自社の事業発展を図ることと合わせ、人材育成と雇用創出を通じ、地元沖縄県の地域創生に貢献するとしている。
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