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丸紅ネットワーク、IT/OTデバイスをエージェントレスで可視化する「Forescout」を販売

2025年9月1日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

丸紅ネットワークソリューションズは2025年9月1日、米Forescout TechnologiesのIT/OTセキュリティソフトウェア「Forescout」を販売すると発表した。ネットワーク機器をエージェントレスで可視化する製品で、エージェントのインストールが困難なIoT/OT機器・端末なども可視化可能である。工場や社会インフラを安全に運用する需要に応える。

 丸紅ネットワークソリューションズが販売する「Forescout(フォアスカウト)」は、米Forescout Technologiesが開発した、ネットワーク機器をエージェントレスで可視化するソフトウェア製品である。エージェントのインストールが困難なIoT/OT(制御技術)機器・端末なども可視化して、工場や社会インフラを安全に運用する需要に応える(図1)。

図1:IT/OTセキュリティ製品「Forescout」の概要(出典:丸紅ネットワークソリューションズ)
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 「工場や設備のデジタル化/IoT化が進んでいる。OTネットワークがITネットワークと密接に連携することで、ランサムウェアや標的型攻撃によって工場が停止する事例などが増え、OTシステムの脆弱性に対処する需要が高まっている」(同社)という状況を受けて販売する。

 スイッチのミラーポートから取得したトラフィック情報や、レイヤー3スイッチのARP(Address Resolution Protocol)テーブルを基にネットワーク上のデバイスを検知する。詳細情報は、個々の機器への能動的なポートスキャン(Nmap)やSNMP/WMI通信で取得する。こうして取得した情報から機能、メーカー、機種などを自動分類して可視化する。

 セキュリティポリシーを登録することで、各機器がポリシーに合致しているかを確認可能である。ポリシーに合致していない場合は、メールでのアラート通知や修復スクリプトの起動、スイッチとの連携による不正接続端末の遮断といった処理を行う。

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丸紅ネットワークソリューションズ / OT / サイバー攻撃 / エッジコンピューティング / 工場 / 重要インフラ

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