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インテックとアトラシアン、ITサービス管理を中核とした「標準運用プラットフォーム」を発表

2025年9月18日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三

インテックとアトラシアンは2025年9月17日、ITシステム運用基盤「標準運用プラットフォーム」を発表した。アトラシアンのITSMソフトウェア「Jira Service Management」とインテックのIT運用ノウハウを組み合わせて、ITサービス管理(ITSM)を中核としたシステム運用管理の統合プラットフォームを構成している。IT運用プロセスを標準化・自動化して運用管理の業務効率を高め、運用担当者がより高付加価値な業務に集中できるようになるという。

 インテックとアトラシアンの「標準運用プラットフォーム」では、ITサービス管理(ITSM)を中核にしたシステム運用管理の仕組みを導入・運用サポートと共に提供する。IT運用プロセスを標準化・自動化して運用管理の業務効率を高め、運用担当者がより高付加価値な業務に集中できるようになるという。

 「企業の情報システム部門は、エンドユーザーからの問い合わせへの対応や、複雑化する既存システムの維持・運用に多くの時間とリソースを取られている。また、運用設計は企業ごとに個別最適化されており、サービス品質の均一化やIT運用担当者の確保が課題になっている」(両社)という状況を受けて同プラットフォームを提供する。

図1:「標準運用プラットフォーム」の全体像(出典:インテック、アトラシアン)
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 アトラシアンのITSMソフトウェア「Jira Service Management」と、インテックのIT運用ノウハウを組み合わせてプラットフォームを構成している(図1)。ここに、アトラシアンのナレッジ管理「Confluence」やAIアシスタント「Rovo」が加わる。今後、段階的にプラットフォームに備わる機能を拡充していく予定という。

 同プラットフォームの中核であるJira Service Managementは、ITサービス管理に必要な機能を網羅する。IT運用のベストプラクティス集であるITILに準拠して、サービスデスク、インシデント管理、変更管理、問題管理、アセット管理、構成管理などを提供する。

 運用担当者の負荷軽減に向けたAI機能を備えている。インシデントの自動分類や担当者の自動アサイン、類似事例の自動検出などを担う。これにより、問い合わせへの対応にかかる時間を従来の半分になるとしている。

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