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DAL、EDI/iPaaSデータ連携クラウド「ACMS Cloud」をリリース

2025年11月28日(金)IT Leaders編集部、日川 佳三

データ・アプリケーション(DAL)は2025年11月28日、EDI/iPaaSデータ連携クラウドサービス「ACMS Cloud」を提供開始した。企業/社内システム/クラウド間などのデータ連携をノーコードで構築できる。オンプレミス環境で動作する既存の「ACMS Apex」をベースに機能をSaaSで提供する。月額料金(税別)は15万円(Liteプラン)から。

 データ・アプリケーション(DAL)の「ACMS」は、流通業の受発注データを業界標準プロトコルで送受するためのEDI(電子データ交換)データ連携ソフトウェアである(関連記事DAL、データ連携ソフト新版「ACMS Apex V1.7」、通信ポートの利用状況を把握可能に)。

 オンプレミス環境で動作する「ACMS Apex」をベースに、EDIおよびiPaaS(Integration Platform as a Service)のデータ連携機能をSaaSで提供する「ACMS Cloud」を追加した。2025年5月から試用版を提供し、今回、正式版をリリースした(図1関連記事DAL、クラウド型のEDI/データ連携ソフトウェア「ACMS Cloud」、試用版を2025年5月から提供)。

図1:クラウド型EDI/データ連携ソフトウェア「ACMS Cloud」の概要(出典:データ・アプリケーション)
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 EDI/iPaaSのデータ連携に必要な機能を網羅する。業界標準のEDI通信プロトコル(JX手順、ebXML MS 2.0、AS2、SFTP、Web API)を実装するほか、EDIや業務システムで用いる主要フォーマットでデータを変換・加工する。各種文字コードを双方向で変換する機能や、AIチャットボットなどの運用支援機能も備えている。

 ACMS/ACMS Cloudの典型的なユースケースとして、以下を挙げている。

  • 社内外の受注・物流と基幹システムを連携
  • 全社の営業・マーケティング・保守点検に関するシステムを連携
  • EDIと基幹システム、物流システムを連携

 月額料金制(税別)で3つのプランを用意している。DALは、操作感や機能を試用できる評価環境を提供している。

  • Liteプラン:月額15万円から。EDIプロトコルを使ったライトなデータ連携向け。伝送回数:1カ月2000回まで
  • Standardプラン:月額30万円から。EDIプロトコルとWeb APIによるデータ連携向け。同:5000回まで
  • Enterpriseプラン:月額45万円から。EDIプロトコルとWeb APIによるデータ連携向け。同:1万回まで
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データ・アプリケーション / EDI / ACMS / データ連携 / SaaS / iPaaS

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