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DAL、データ連携ソフト新版「ACMS Apex V1.7」、通信ポートの利用状況を把握可能に

ArmベースのAmazon EC2インスタンスで動作

2023年3月31日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

データ・アプリケーション(DAL)は2023年3月31日、EDI(電子データ交換)ソフトウェア新版「ACMS Apex V1.7」を販売開始した。同年3月31日から出荷する。新版では、通信ポートの利用状況をファイル出力する機能を追加したほか、ArmベースのAmazon EC2インスタンスで動作するようにした。価格(税別)は、サブスクリプションモデル場合、スタンダードエディションが月額2万4000円から、エンタープライズエディションが月額6万4000円から、アドバンストエディションが月額12万円から。

 データ・アプリケーション(DAL)の「ACMS」は、流通業の受発注データを業界標準プロトコルでやり取りするためのEDI(電子データ交換)ソフトウェアである(関連記事DAL、データ連携ソフト新版「ACMS Apex V1.6」、起動時間を半分、計画メンテナンスを容易に)。

 全銀協手順などのレガシー手順のほか、ebXML MS 2.0、EDIINT AS2、JX手順、SFTPなどのEDIプロトコルが使える。ACMS ApexはACMSの最上位版にあたり、社内システム連携(EAI)機能を備える。

図1:ファイル出力したポート利用状況を可視化した例(出典:データ・アプリケーション)

 今回の新版(V1.7)では、ACMS Apexにおける通信ポートの利用状況を把握するための機能を追加した(図1)。これにより、通信処理やアプリケーション処理において、リソースを効率よく使えるようになるとしている。

 具体的には、ポートグループ単位に、集計時刻、ポートの使用率、使用回数、着信拒否数(エラーの回数)をファイルで出力する。さらに、ポートグループ単位でポートの使用率が閾値を超えた場合、ログを出力するようにした。

 新版では、動作環境も拡充した。ハイライトの1つは、Armプロセッサ「AWS Graviton 3(2以前含む)」ベースのAmazon EC2インスタンスで動作するようにしたことである。Armインスタンスを使うことでコストパフォーマンスが向上するとしている。

 価格(税別)は、サブスクリプションモデル場合、スタンダードエディションが月額2万4000円から、エンタープライズエディションが月額6万4000円から、アドバンストエディションが月額12万円から。

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