日本IBMは2010年2月1日、クラウド環境における膨大で多様なデータを業務や法的要件に応じて、きめ細かく保管ポリシー(基準)を設定し、適切なコストで安全に管理できるストレージのアプライアンス製品「IBM Information Archive V1.1」を同日より販売開始すると発表した。
「IBM Information Archive V1.1」は、データ・アーカイブ管理ソフトウェア「Tivoli System Storage Archive Manager (SSAM)」に加え、新たにデータ共有の標準的なプロトコルNFS(Network File System)に対応したことにより、多くのアーカイブ・アプリケーションやデータ管理ソフトウェアで利用できるようになった。また、「Tamper proof機能」といわれる不正なアクセスを防ぎデータの改ざんや誤消去を回避する新機能を同社の独自技術で実装し、セキュリティー機能をさらに強化した。
同製品は、あらゆるタイプのデータに対応する汎用のアーカイブ・リポジトリー(保管庫)として、クラウド環境のデータ保存に最適なアプライアンス製品。ユーザーのビジネス・リスクを最小化し、規制準拠を支援する。同製品は、1TBのSATAドライブを搭載し、最大198.9TBまでの拡張性を持ち、企業内に分散して保管されたデータを適切なコストで一元的に保管・管理する。
また同製品は、高速なレスポンスが求められる高性能なディスク・システムと磁気テープなどのバックアップ・メディアの中間である「ニアライン・ストレージ」として位置づけられ、高性能ディスクや磁気テープと組み合わせることにより、統一したデータ保存ポリシーを備えた階層型のストレージ基盤を構築することが可能。さらに、情報保護レベルや廃棄管理において、「基本」「中間」「最大」の3つの水準を保管データのグループ単位で設定することで、データの廃棄や情報保護レベルによるテープ装置への移行を自動的に行う。
同製品の最小構成価格は2,125万4,000円(税別)で、2010年2月6日から出荷される。
日本IBM
http://www.ibm.com/jp/ja/
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