McAfee Inc.の日本法人マカフィーは2010年3月15日、「Adobe LiveCycle Rights Management ES2」(アドビ ライブサイクル ライツ マネジメント イーエスツー)との連携機能を搭載した情報漏洩防止ソリューションの最新版「Host Data Loss Prevention 9.0」(マカフィー ホスト データ プリベンション 9.0)の提供を、2010年3月23日より開始すると発表した。マカフィーとアドビ システムズは、同製品を情報漏洩防止(Data Loss Prevention、DLP)とエンタープライズデジタル著作権管理(Digital Rights Management、DRM)の統合ソリューションとして、共同で提供する。
今回、同ソリューションに搭載されるAdobe LiveCycle ES2との連携機能は、2009年9月にマカフィーとアドビ システムズ社が締結したグローバルアライアンスに基づいて開発されている。両社の得意分野、ポリシーベースのデータ分類(マカフィー)とポリシーベースの電子文書保護(アドビ システムズ社)を組み合わせた機能により、企業は知的財産やコンプライアンス関連データなど、重要なビジネス情報を容易に保護できるようになる。これにより、企業は、データ分類に基づいた機密情報に対するアクセスコントロールを自動的に実行できるとともに、コーポレートガバナンスポリシーを施行することで、情報漏洩を減らすことができる。
「Host Data Loss Prevention 9.0」で追加・強化された機能は次のとおり。
- ヒットハイライト
証拠ファイルを保存したデータベースとは別に、ルール違反を引き起こしたテキストをハイライト表示する。Googleの検索結果のようなHTMLページで提供されるので、管理者はどのルールで違反が発生しているかを迅速に特定できる。 - リムーバブルデバイス制御機能の強化
リムーバブルデバイスからのアプリケーション実行を制御することにより、USBメモリーなどのリムーバブルデバイスからのマルウェア感染や、不許可アプリケーションの実行を防止できる。また、デバイスシリアル番号のリストをCSV形式でインポートできるので、デバイス定義を設定する際の利便性が向上した。 - ドキュメントプロパティ定義の強化
機密データの検出ルールで使用されるドキュメントプロパティ定義を拡張し、保護ルールでの使用を可能にしている。これにより、機密文書用のテンプレートを使用したファイルのメール添付をモニターしたり、特定のユーザーが作成したファイルのUSBメモリーへのコピーをブロックしたりすることができる。
「Host Data Loss Prevention 9.0」の価格は1ノード1万6800円(税込み)より。
「Host Data Loss Prevention 9.0」
http://www.mcafee.com/japan/products/data_loss_prevention.asp
セキュリティに関する研究・調査結果
http://www.mcafee.com/japan/security/publication.asp
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