ミラクル・リナックスは2010年4月23日、オープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix」のアップデートを支援するサポートサービス「Zabbixアップデートサポート」を、同日より提供開始すると発表した。
「Zabbixアップデートサポート」は、導入中のZabbix環境が安定稼働していて、ソフトウェアのアップデートや修正パッチのみの提供を希望するユーザーに適したサポートサービス。
「Zabbixアップデートサポート」に契約すると、サポートユーザー専用サイトへのアクセス権が付与され、アップデートや修正パッチ適用済みのZabbixサーバ、Zabbixエージェントのバイナリファイルなどをダウンロードして利用できるようになる。ダウンロードできるZabbixサーバには、日本語のWindowsイベントログやShift JISのテキストログの監視、ログおよびWindowsイベントログ中の日本語キーワードを利用した障害検知、ログローテーションによるログの取りこぼしの対策など、日本企業での利用に必要となるミラクル・リナックスが独自に開発した修正パッチが適用されている。
Zabbixアップデートサポートの概要は以下のとおり。
- サポート対象
ミラクル・リナックス提供のZabbixソフトウェア
(Zabbix 1.4、Zabbix 1.6、Zabbix 1.8) - 価格
Zabbixサーバ1台あたり年間10万円(税別)
※「Zabbixサーバサポート」契約中のユーザーは、サービス内容にアップデートサポートが含まれるため、「Zabbixアップデートサポート」の契約は不要。「Zabbixプロキシサーバサポート」は、「Zabbixサーバサポート」の契約が前提となるサービス。
ミラクル・リナックス
http://www.miraclelinux.com/
Zabbix
http://www.zabbix.jp/