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ラック、IT環境をアウトソーシングするクラウド型サービス「サイバー・ビジネス・センター」を提供開始

2010年5月28日(金)IT Leaders編集部

ラックは2010年5月27日、PCやネットワークなどオフィスのIT環境を一括して仮想化し収納、セキュリティを含めた運用を行うクラウド型オフィス環境提供サービス「サイバー・ビジネス・センター」を、2010年6月1日から提供すると発表した。

「サイバー・ビジネス・センター(CBC)」は、重要な情報を持つ組織、IT環境への投資や人材確保が困難な中小企業、IT投資コストや運用負荷を軽減したい組織などに最適な、安全・安心のオフィスのIT環境を実現したサービスです。

CBCの特長は以下のとおり。

  • 安全なデータのやり取り
    USBメモリ、電子メールなど、情報の持ち出しと持ち出し後の取り扱いを、安全にコントロールできる。
  • 管理問題を改善
    認証、認可、アクセス制御、操作ログ、セキュリティ対策など、管理された仮想PCで機密情報や重要情報を取り扱うようになるため、直接操作するクライアントPCの管理負荷をほとんど気にする必要がなくなる。
  • 認証基準適合を支援
    個人情報やクレジットカード情報などの重要な情報資産を取り扱う環境を適切に分離して管理できるため、プライバシーマークや、PCI DSS、ISMSなどへの対応も単純化でき、運用負荷を減らし低コストで管理強化を行える。
  • 現有PCで軽快に利用
    他最新のIT環境はCBCに用意されているため、サービス利用に使用するクライアントPCは最低限の機能で充分となり、低価格PCや旧式PCなど、活用の幅が広がる。さらに、iPhoneやAndroidに代表されるスマートフォンなどの活用が図りやすい。
  • 固定資産の流動化
    従来負荷となっていたインフラ固定資産の初期投資を行わずに、サービスをご利用いただけ、財務体質の強化・健全化を支援する。
  • 旧システムを延命
    過去に開発された業務システムでは、セキュリティ対策を適用できないなどの課題があるが、CBCに移行することで従来の資産も安全に有効活用が可能となる。
  • 危険行為も安全に
    金融関係機関などに代表される重要情報保護の徹底を要する組織においては、外部からの電子メールやホームページの閲覧も危険な行為となる。CBCを活用することで、業務上必要な危険な行為も安心して行うことが可能となる。

CBCは、同社の長年にわたるセキュリティサービス提供と、数多くの運用ノウハウ、不正アクセス事件や情報漏洩事故の対応経験を活かし、オフィスネットワークに必要なセキュリティ対策要件を適切に満たして提供される。CBCにより、ユーザーは本来必要なセキュリティ意識を持つだけで、オフィスのIT環境を機動力や利便性を高く活用でき、IT環境への投資の目的である、組織の収益力や競争力向上を効果的に図ることが可能となる。

ラック
http://www.lac.co.jp/

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ITアウトソーシング / CSIRT / PCI DSS / プライバシーマーク / ISMS / ラック / ITコンサルティング

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