RSAセキュリティは2010年11月15日、北洋銀行が、フィッシング詐欺対策の強化策として、フィッシングサイトを閉鎖してインターネット犯罪の被害を予防する同社の「RSA FraudAction(アールエスエー・フロードアクション) フィッシング対策サービス」を採用したことを発表した。
北洋銀行は、北海道内に189の店舗を持つ道内最大の銀行。インターネットバンキング・サービスとして個人向けに「北洋ダイレクト」、事業者向けに「北洋ビジネスダイレクト」を展開し、インターネット犯罪の対策にも注力している。
今回、個人情報の窃取を目的とした不正サイトの検知からシャットダウンに至るまで、総合的なフィッシング対策機能を提供する「RSA FraudAction」を採用。これにより、万が一、フィッシングサイトが出現した場合にも、発見後ただちにシャットダウンしてインターネット利用者のアクセスを回避し、個人情報の不正取得を予防できる。
RS FraudActionは、フィッシングサイトの活動時間を短縮して利用者がサイトに誘導される危険を低減できる、24時間対応の対策サービス。これまでに世界中で発生した約34万のフィッシングサイトを平均5時間で閉鎖しており、機動的なフィッシングサイト閉鎖サービスとして金融機関に高く評価されている。
RSAセキュリティ
http://japan.rsa.com/