NECは2010年11月17日、バイオメトリクス事業の強化の一環として、IBMのセキュリティ製品と連携可能なバイオメトリクス認証製品を販売することを発表した。
世界で多くの導入実績を持つIBMのシングルサインオンソフトウェア「Tivoli Access Manager for Enterprise Single Sign-On」(以下「TAM ESSO」)と連携可能な指紋認証製品「SecureFinger for TAM ESSO(セキュアフィンガー フォー タムイーエスエスオー)」を同日より販売開始する。まずは、日本国内におけるセキュリティ対策ニーズの高い企業・官公庁を対象に販売を開始し、順次グローバルに展開する。
「SecureFinger」はNECの指紋認証ユニットと指紋認証ソフトウェアをセットにした製品であり、パソコンのログインや業務システム利用時に、世界最高水準の認証精度を誇るNEC独自の指紋認証技術により確実な本人確認を行なう。生体情報の1つである指紋を利用するため、一般的な認証手段であるID・パスワード認証と比較して、盗難・紛失による不正アクセスを防ぐといった高い安全性とID・パスワードを覚える必要がないといった高い利便性を両立できる。「SecureFinger」は1999年の発売以来、国内で多数の販売実績がある。
「SecureFinger for TAM ESSO」は、「SecureFinger」を「TAM ESSO」と連携可能にしたもので、「TAM ESSO」を利用している顧客や導入を検討しているユーザーに対し、「SecureFinger」による安全性と利便性を新たに提供するもの。また同製品は、NECとIBMが共同で連携検証を行なっているため、容易なシステム導入が可能。
「SecureFinger for TAM ESSO」の価格は25,000円(税別)で、NECは今後3年間で20万セットの販売を目指す。
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