2010年にあった明るい話の一つが、南米チリの北部にあるサンホセ鉱山で8月5日に起きた落盤事故だろう。当初、33人の鉱山労働者の生存は絶望視されたが、事故から18日目にドリル調査によって全員の生存が確認された。その後、10月13日の全員救出に至る、まるで映画を観るような作戦は、世界中に大きな感動を与えた。しかも初期の見込み工程を大幅に短縮して見事な成果をあげたのである。
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