2010年にあった明るい話の一つが、南米チリの北部にあるサンホセ鉱山で8月5日に起きた落盤事故だろう。当初、33人の鉱山労働者の生存は絶望視されたが、事故から18日目にドリル調査によって全員の生存が確認された。その後、10月13日の全員救出に至る、まるで映画を観るような作戦は、世界中に大きな感動を与えた。しかも初期の見込み工程を大幅に短縮して見事な成果をあげたのである。
- > 前へ
- 1
- 2
バックナンバー
- 韓国に訪れてデジタル社会を再認識、日本の遅れを考察する(2024/03/28)
- IT関連の紛争にも有用、裁判に代わる紛争解決手段「ADR」活用のすすめ(2024/02/29)
- オーガニック農産物について考える(2024/02/08)
- 中小企業のDXを推進すれば、日本の復活につながる!(2023/12/28)
- 気にしながらも、実はよくわからない食品添加物問題(2023/12/01)