2010年にあった明るい話の一つが、南米チリの北部にあるサンホセ鉱山で8月5日に起きた落盤事故だろう。当初、33人の鉱山労働者の生存は絶望視されたが、事故から18日目にドリル調査によって全員の生存が確認された。その後、10月13日の全員救出に至る、まるで映画を観るような作戦は、世界中に大きな感動を与えた。しかも初期の見込み工程を大幅に短縮して見事な成果をあげたのである。
- > 前へ
- 1
- 2
バックナンバー
- 「越境」のすすめ─CIOは専門性の境界を越える「総合診療科医」であれ!(2025/09/25)
- 年初発表の「2025年世界10大リスク」を振り返ってみる(2025/08/28)
- ネットで完結しないネットバンキング─デジタルを生かせない銀行の非効率(2025/07/28)
- 着実に進む病院のデジタル化、患者の不便と医療従事者不足を共に解決へ(2025/06/25)
- IQよりEQを伸ばす─子供教育から見直すべき日本の人材育成(2025/05/29)



































