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クレオ、ITILに基づくITサービスマネジメント「ZeeMサービスデスク」をフルリニューアル

2011年2月10日(木)IT Leaders編集部

クレオは2011年2月9日、情報システムの運用工数削減とサービスレベルの向上を支援するクラウド型ITサービスマネジメントソリューション「ZeeM(ジーム) サービスデスク」をフルリニューアルし、同日より販売を開始すると発表した。「ZeeM サービスデスク」フルリニューアル版(以下、リニューアル版)は、情報システム部門のITサービス管理業務を的確にサポートするための機能を強化している。なお、ZeeMサービスデスクはクラウド型モデル(SaaS)で提供される。

企業には、経営資源配分の選択と集中が一層求められ、情報システム部門では、トラブルによる機会損失や信用失墜を防ぐため、システムの安定稼働と信頼性向上が重要なテーマとなっている。しかし、システム運用保守に多くの時間を奪われ、業務分析やシステム企画をはじめとした高付加価値業務の時間を確保できないケースが多い。情報システム部門の命題は、システム運用保守の工数削減と、利用部門へのサービスレベル向上である。

しかし、工数削減の面では、運用状況の共有が徹底せず業務の可視化が不十分、運用ルールや管理形式が不統一、ヘルプデスクや情報システム関連会社との連携が不十分など、システム運用プロセスの最適化に課題を抱えている企業が少なくない。

また、利用部門へのサービスレベル向上については、問い合わせに対する回答が未共有、トラブルの恒久対策や再発防止策の実施状況が把握できていない、システムや基盤ごとに最適なサービスレベルが未設定など、システム運用体制の整備が急務となっている。

マネージメントプロセス管理機能や外部連携機能を強化

「ZeeM サービスデスク」は、ITILに基づくシステム運用管理ソリューションとして、2008年7月の販売開始以来、売上高は年平均約2倍で成長している。そして今回リニューアル版では、上記のような要望を反映し、ITILをはじめとする各種マネージメントプロセスに対応できる柔軟性、システム運用の統合ポータル化を実現できる外部システムとの連携性、FAQや顧客一覧・契約一覧などをライブラリ化できる共有性を強化している。これにより、ITサービス管理の効率向上と品質向上の支援する。

ZeeMサービスデスク・リニューアル版の主な導入効果は次のとおり。

  • 運用保守業務を可視化し、効率化とコスト削減を実現
  • ナレッジの蓄積と活用で、迅速で効率的な対応を実現
  • 運用状況とニーズを的確に把握して、顧客満足度を向上
  • 恒久対策の確実な実施で、トラブルの再発を抑止
  • 内部統制/IT全般統制の実現

ZeeMサービスデスク・リニューアル版の主な機能強化は次のとおり。

  • ITILをはじめとする各種マネージメントプロセスを設定可能(特許出願中:特願2011-5650)
  • システム運用の統合ポータル化を実現できる外部システム連携機能
  • FAQや顧客一覧・契約一覧などを共有できるライブラリ機能

「ZeeM サービスデスク」の価格は、月額2万5000円から。
システムインテグレータ向け、データセンター向けの再販モデルもある。

「ZeeMサービスデスク」
http://www.zeem.jp/service/infosys/sol01/zsd/

クレオ
http://www.creo.co.jp/index.shtml

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クレオ / SIer / ITサービスマネジメント / ITIL / ヘルプデスク / SaaS

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