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センドメール、メールのホワイトリスト機能を自社製品向けに出荷

2011年6月3日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

センドメールは2011年6月3日、同社のメールサーバーを利用する企業向けに、ホワイトリスト機能を提供する機能追加ソフト「LogiQ Ranking Engine」を出荷した。重要なメールを、迷惑メールとして処理することなく、確実に読めるようにする。価格は、250ユーザーで約30万円程度。開発会社は、シンガポールのTrustSphere。

LogiQ Ranking Engineの画面
写真1 LogiQ Ranking Engineの画面

 LogiQ Ranking Engineは、ホワイトリストのデータベースである。独立したサーバープロセスであり、HTTPベースの独自APIを介して、メールサーバーと連携する。大きく2つの機能を持つ。1つは、メールの情報を問い合わせることで、判定結果をメッセージとして返す機能。もう1つは、メールの重要度を自前で判断し、ホワイトリストを自動的に生成する機能である。

 前提となるメールサーバーは、メールサーバーソフト群「Mailstream Manager」と、メールサーバーソフト群のアプライアンス「Sentrion」。これらの製品群に含まれるポリシーエンジンが、LogiQ Ranking Engineの判定結果をもとに、メールの廃棄やアクセス制御、ヘッダー情報の埋め込みといった、実際のアクションを実施する。

 LogiQ Ranking Engineのデータベースサーバー機能は、シンガポールにあるTrustSphereが、インターネット経由で提供する。ユーザー企業ごとに独立したデータベースを運営できる。ユーザー企業側では、Mailstream ManagerやSentrionに対して、機能追加/設定変更ファイルを配置する。これにより、LogiQ Ranking Engineを用いたホワイトリスト判定を利用できるようになる。なお、別料金体系となるが、データベースサーバー機能をユーザー企業側に設置することも可能。

 ホワイトリストに取引先のドメイン情報を追加する、といった運用管理は、GUIインタフェースから実施する。これに加えて、LogiQ Ranking Engine自身が、独自のロジックに基いてメールの重要度を判断し、自動的にホワイトリストに対して情報を追加する。判断基準は、通信の頻度や、通信の振る舞い検知など。

 ホワイトリスト製品の背景について同社は、迷惑メールの増加によって、ホワイトリストの重要性が増していることを挙げている。「例えば、迷惑メール対策によって、重要なメールを迷惑メールとして処理してしまう事故が起こりやすくなっている。さらに、迷惑メール送信者のリスト(ブラックリスト)は、IPv6になると、リストに載るIPアドレスの数が増えてしまい運用が難しくなる」(同社)。

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Sendmail / ホワイトリスト / ブラックリスト / メールセキュリティ / メール

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