[新製品・サービス]

VPNや閉域網からモバイル端末から社内システムにアクセスする「Master'sONE タブレットモバイルソリューション」

2011年7月20日(水)IT Leaders編集部

NTTPCコミュニケーションズは2011年7月20日、スマートフォンやタブレット端末といったモバイル端末から企業内の情報システムを安全に利用可能にするサービス「Master'sONE タブレットモバイルソリューション」を2011年9月1日から提供開始すると発表した。

 Master'sONE タブレットモバイルソリューションは、インターネットやNTTドコモのFOMAの閉域網を介してNTTPCコミュニケーションズのデータセンター「セキュリティ・データセンター」にアクセスし、そこからVPN経由で社内ネットワークに安全にアクセス可能にするサービス。セキュリティ・データセンター内では、ワンタイムパスワードによる認証で社内ネットワークへのアクセスを制限できる。管理者用のWeb画面から、アクセスログの確認やアクセスロックといった操作も可能だ。

 有償オプションも用意する。iPhone/iPad(iOS)やAndroid 2.2以上搭載の端末に対して、遠隔操作で端末のデータを消去したり端末にロックをかけたりするモバイルデバイス管理(MDM)機能の「スマートデバイス管理」、米シトリックス・システムズのデスクトップ仮想化製品「XenDesktop」を、NTTPCコミュニケーションズのデータセンターで運用して提供するDaaS「シンクライアントサーバ機能」の2つを9月1日に提供する。2011年秋には、事前に登録したMACアドレスを持つ端末だけを社内ネットワークにアクセス可能にする「機体認証」も提供する。

 Master'sONE タブレットモバイルソリューションの価格は、1IDあたり月額1575円/月から。有償オプションの価格は、スマートデバイス管理が1IDあたり月額315円/月から、シンクライアントサーバ機能が1IDあたり1800円/月(100ID以上の場合)から。

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