今はそうでもないけど、昔は月に20冊とか、むさぼるように本を読んでいた時期があります。だから自宅には、膨大な蔵書が「あった」。あえて過去形にしたのには理由があって、実は先日、自宅の改築を機に、家財を思い切って“断捨離”したんです。本も例外じゃなく、一気に処分しました。
今はそうでもないけど、昔は月に20冊とか、むさぼるように本を読んでいた時期があります。だから自宅には、膨大な蔵書が「あった」。あえて過去形にしたのには理由があって、実は先日、自宅の改築を機に、家財を思い切って“断捨離”したんです。本も例外じゃなく、一気に処分しました。
というわけで、「私の本棚」は今、“空っぽ”。ここまでスッキリすると、逆に自分に影響を与えた本が何だったかを振り返りやすい気がします。
強く心に残る本を挙げるなら、その筆頭は「Computer in Business」という洋書です。読んだのは大学2年生の時かな。もう35年ほども前の話です。あ、取材を受けるからといって気取ったわけじゃありませんよ(笑)。
恥ずかしい話、その頃の私は特段の目的意識もないまま学生をやってました。モラトリアムってやつです。そんな折、新設されたばかりのゼミで情報管理論を学ぶことになりました。そこで最初の教材に指定されたのがこの本。まずはエッセンスを翻訳して提出しろ、という課題が与えられたんです。
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