2012 Teradeta PARTNERS User Group Conference & Expo 2012年10月21日〜25日 米ワシントンDC テラデータの各国のユーザー企業が集まる年次カンファレンスが米ワシントンDCで開催された。企業が入手し得るデータを経営価値につなげていくにはどうしたらいいのか。テラデータが提供するソリューションと共に、参加者の知見が一堂に集まるイベントは、終始熱気を帯びていた。
街路樹の葉が黄色に染まりつつある秋晴れの下、ワシントンDCの国会議事堂では、新しい大統領の就任式典の準備が着々と進んでいた。まだオバマ氏再選が決まる前の2012年10月下旬、ポトマック川のほとりにあるコンベンションセンターで「2012 Teradeta PARTNERS User Group Conference & Expo」が開催された。テラデータの各国のユーザーによる年次カンファレンスである。
「DECISION POSSIBLE」。つまりは、情報システムに集約・蓄積するデータから知見を導き、的確な意思決定に結びつけようというのがPARTNERS 2012のキーメッセージだ。ユーザー主導によるイベントという性格だが、もちろんテラデータ自身も最大限にコミットし、最新の戦略やソリューションを来場者に向けて提示する場となっている。
データを経営価値へ
ユーザーと共にノウハウを蓄積
10月22日には基調講演の位置づけで「オープニング/ゼネラルセッション」が開催され、広大な会場は朝早い時間帯から熱気につつまれた。
テラデータの首脳陣として、まずステージに上がったのがCEOのマイク・コーラー氏である。冒頭、世界各国から3800人以上の来場者を迎えたことに感謝の意を表しつつ、今まさに、同社に追い風が吹いていることをアピール。それはとりもなおさず、データの徹底活用でビジネスの現場の意思決定を迅速かつ最適なものにしなければならないという問題意識がユーザーの中により鮮明に打ち出され始めたことを指している。
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