IT業界で“最もセクシーな職種”とも言われ始めた「データサイエンティスト」。2018年までに150万人が不足するという報告など、とかく話題が先行しがちだが、その人材像は今1つピンと来ない。どんなスキルや素養を持つことが求められいるのか。リファレンスの1つとして、EMCが2012年5月から開講している「データサイエンティスト育成コース」に着目してみた。実施内容や狙いについて担当者に聞く
データサイエンティストの育成コースを始めたのが2012年5月ですね。これまでは、どんな方が参加されているのですか?
浜野: 2013年3月時点で7回開講し、60人以上に参加いただきました。当初は、パートナー企業や、コンサルティング会社の方が多かったのですが、最近ではユーザー企業からの参加も増えています。特に、目立つのが通信、金融系ですね。職種でいえば、業務部門とIT部門が半分ずつ。マーケターから、データベース管理者までいらっしゃいます。年齢は、30歳前後のいわゆる若手が中心ですね。
浜野: 経営層などからビッグデータの活用方法を模索するよう指示を受け、その端緒を掴むため、受講しにこられるケースが多いようです。
コースの内容を教えてください。
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